本日のテーマ 

【自由を手に入れるための考え方

 

 

今、‟自由”を感じていますか?

 

わたしは、不自由だったあの頃、やっと自由を手に入れられたあの時のことを忘れないようにしてきました。

 

それは22才のときの交通事故で、左足に重傷を負い、5年間不自由な生活をしてきた時の経験です。

医師からは左足は不自由になると宣告されていました。

しかし、5年間リハビリを続け、ようやく見た目には普通に歩けるようになり、“自由”を感じました。

 

自由とは、今まで自分にはできずに我慢していたことから解放されること。

自分ができないから、諦めたり、人に頼んでやってもらったりしていたことを、自分の意思で好きな時に好きなことができるということです。

この時から“自由のありがたさ”と、自由になることの意義を強く感じるようになりました。

 

わたしはこの時、なぜ自由になれたのでしょう?

もちろんリハビリを続けたからなのですが、その前にこんなことがありました。

 

「リハビリをすることにより足は少しずつ良くなるということを知った…」

 

知らなかったことを知るようになり自由を手に入れられたのです。

この自由になった経験もあり、この本を読んだとき、自由とは自分でつくるものだと強く感じました。

 

その本が『生きると死ぬ』(ブリジット・ラベ╱ミッシェル・ピュエシュ著 高橋敬訳)です。

本文の中に「自由とは何か」が書かれています。

 

――知ることは自由になること――

「知ることは、自由を与えてくれる。道路を横断することができれば、ひとりで外出したり、送り迎えなしに学校に行く自由を味わえる。字が読めて、お金の計算ができるようになれば、おとなといっしょでなくても買いものをする自由を味わえる。はいはいができるようになった赤ちゃんは、おとなに助けてもらわなくても移動できるから、それまでよりも自由になる。歩くようになればもっと自由だ。走れるようになれば、さらに自由だ。追いかけられても逃げることだってできる! 学んだり知ったりすることは、自由になる方法を身につけるということなんだ。」

 

 

子ども向けに自由とは何かを説いている内容です。

 知る…

 できるようになる…

すると、自由を手にできます。

大人のわたしが改めて自由の素晴らしさを感じた一文でした。

 

一度「自由」をじっかくり考えてみる価値はあるとも思いました。

今のわたしは、

「自由とは自分で手に入れるもの」

と、捉えています。

 

 

 

今、本当はやりたいのに、我慢していることはないですか?

例えば、

 海外を自由に旅行したい…

 自分の好きな仕事をやりたい…

 ○○ができるようになりたい…

 

自由になるためには、

 知る事…

 学ぶ事…

 訓練する事…

 できるようになる事…

などを、もしかして何かの理由をつけて諦めているのかもしれません。

 

わたしは本当の自分が求めているもの(自由)を、生きている間に手に入れたいと日々思いながら生きています。

これは、人生ではとても大切だと思っています。

その理由は、

「人生は自分でつくるもの」

だからです。

 

自由を手に入れるとは、今までできなかったことができるようになることです。

でも、その自由を手に入れるためには大切なのは「知ること」です。

「欲しいものを手に入れるために何を学べばよいか?」

 

自分が求めている“自由”をしっかり考えてみたいものです。