本日のテーマ
【小さい心はすぐに揺れ動く
~器を大きくするために~】
わたしも少しずつ成長しているのかもしれません。
まるくなった…
忍耐強くなった…
そんな気がします。
昔は、身内から、
「すぐに感情が顔に出るから直した方がいい…」
なんて、言われていましたが、最近はあまり言われなくなりました。
感情を直ぐに顔に出すということは、短気ともいえるでしょう。
「短気は損気」とよく言いますが、人間が小さく見えてしまいます。
過去の自分を振り返るとそう思うのです……。
わたしは器の大きな人間を目指しています。
器の大きな人間とは、
小さいことにこだわらない…
大きく、広く、深く物事を見て考えることができる…
寛大である…
忍耐強い…
そんな人です。
いつでも、どんなときでも心にゆとりを持っている人というのでしょうか。
とうぜん短気では器を大きくすることはできないことがよくわかります。
人の心は短気によって表されてしまいます。
それは怒った理由で、その人の人間性がわかるからです。
小さいことで怒る人は、小さいことに捉われていることになります。
だから怒る理由で、その人の器がわかるのです。
フィンランドのことわざがとても参考になります。
狭い川はすぐに渡られ
浅い海はすぐに測られ
小さい心はすぐにかきたてられる
まったくその通りです。
小さい心は、直ぐに何かに反応し、乱されたり、かき立てられたりします。
だから小さい心は直ぐに見透かされてしまうことになります。
いちいち小さいことで心が揺れていたら、落ち着くこともできないし、なにしろ周りの人が迷惑です。
短気を直すには、短気の原因の本質を知ることだと思います。
わたしの経験から言って、
「短気は直る」
と思っています。
そのポイントは、短気がどれだけ損をするかを知ることです。
短気を直さず生きていれば、長い人生では、大きな損害をこうむることになるでしょう。
わたしはそれに気づき、短気を克服しようと思いました。
その後、短気を克服して気づきました。
短気の本当の原因は、
「自分の小さな心だった」
ということを……。