本日のテーマ

【心の余裕とは何か?

~心の余裕が生き方を変える~】

 

 

心に余裕を持つとはどんなことでしょう?

 

毎日の生活をかえりみると、何かに追われて過ごしていたりします。

 

 時間…
 仕事…
 人間関係…
 家族や恋人の問題…
 悩み事…

 

何かに追われていると、いつの間にか余裕がなくなり、視野が狭くなり、心が疲れ、体にも疲労を与えてしまい悪循環に陥ってしまいます。


とかく心に余裕がないとこんなことがあったりします。
 他のものが見えなくなる…
 焦ってしまう…
 優しさを欠いてしまう…
 忘れ物をしやすくなる…
 集中力がなくなる…
 怒りやすくなる…

 

では逆に心に余裕を持つとどうなるのでしょう?


わたしは、心の余裕を持てる人とはこのような人だと思います。
 いつでも冷静でいられる(自分の感情をコントロールできる)…
 落ち着いて物事を考えられる…
 待つことができる…

 人のことを考えられる…
 必要な事を備えることができる…

 

以前に心の余裕を持っている人を見かけました。
その人は、「待つことができる人」でした。

ある居酒屋でのことです。隣の席にいた50代くらいの二人の男性の会話が耳に入ってきました。

どうやら仕事で、お客さんのことで不満を言っているようでした。
得意先の担当者が若く、態度がよくないとか……。

 

「あいつはダメだ。あれくらいの事ができないし、態度も悪い。いくら下請けだからといっても年上の人に対する態度ではない…」

 

「確かに僕もそれを感じる。しかし冷静に考えてみると、自分の若い時はどうだったか? 社会のことなどわからず、生きがっていた時もあった。そんなことを考えると、あいつはダメだと思うより、早く大切なものを気づいてもらいたいと思えるんだ…」

 


この会話で心の余裕を感じました。
余裕とは、冷静に物事を見て、考えられることです。
一方の人は、相手に自分の心を動かされ、機嫌が悪くなりました。
一方の人は、心は冷静で、相手のことも気づかうことができています。
これこそが心の余裕ではないでしょうか。

 

心の余裕のある人は、
 相手のことまで考えられ、

 相手を責めず、

 自分の感情も乱さない、

 待つことができる、

そんな人なのかもしれません。

 

「わたしもそんな人になりたい」

という思いになり、その居酒屋ではお酒も美味しくいただけたひと時でした。

 

わたしが心の余裕を持つことを心がけるようになったキッカケは、

心の余裕を持たないと、

‟多くのリスクが生じることを知った”

からはじまりました。


格言に、「備えあれば憂いなし」がありますが、

余裕とは、日頃の備えが肝心なようです。

わたしもこれからの人生のために、余裕を持てる備えをしたいと思っています。


自然の流れに余裕を感じます。いつもゆったりと、ゆっくりと流れている…