本日のテーマ

継続は力なり

~継続するために必要なこと~

 

 

何でもそうですが、長く続けることは難しいです。

「継続は力なり」(今は実力不足でも、努力を続ければ、いずれ大成できるという意味)

という格言がありますが、続けることの大切さを説いています。

 

また、何かの実績を継続的に維持することも難しいですね。
売上、成績などです。

 

よく一流と言われる人たちがいますが、一流とは“一つの流れを乱さない実力”という意味もあるそうです。

続けることは本当に難しいものです。

 

 

長く続けたいことは世の中にたくさんあります。
 経済成長…

 平和…
 治安…
 自然環境保護…

などなど。

 

特に平和は最優先事項です。
じつは、日本は世界史に類がない平和を長期的に築いた実績を持っていました。

それが270年間つづき平和を維持した江戸時代です。

それを築いたのが徳川家康でした。


 

徳川家康の凄さはその人生哲学にあります。

なぜ天下を取れたか、その理由はこの生き方だと言われています。

 

■質素倹約(しっそけんやく)…
(節約しながらつつましく生活すること)

 

■質実剛健(しつじつごうけん)…
(中身が充実して飾り気がなく、心身ともに強くたくましいさま)

 

■遠謀深慮(えんぼうしんりょ)…
(遠い将来のことまで考えて周到にはかりごとを立てること)

 

贅沢をせず、健康に気をつけ、先のことまでを考えるという生き方を貫きました。
徳川家康の凄さは、自分が天才でないことを知っていて、忍耐力を持っていたことです。
織田信長や豊臣秀吉のように天才を見てきた家康は、天才にはない努力と忍耐を武器にしたのです。

 

それは三人を比較した狂歌でもわかることです。

 鳴かぬなら殺してしまえホトトギス(信長)
 鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス(秀吉)
 鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス(家康)

 

<徳川家康公遺訓>
一、 人の一生は重き荷を負うて、遠き路を行くが如し。急ぐべからず。
一、 不自由を常と思えば不足なし。
一、 心に望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
一、 堪忍は無事長久の基。
一、 怒りは敵と思え。
一、 勝つことばかり知りて負くるを知らざるれば、害その身に至る。
一、 己を責めて、人を責むるな。
一、 及ばざるは過ぎたるに勝れり。

 

 

質素に、自惚れず、忍耐強く、敵をつくらず、人のせいにせず生きる……。

いかかでしょう、なぜ江戸時代は270年間も続いたかわかるような気がしませんか。

 

平和や経営の継続の維持は簡単にできることではありません。

国家や企業が短命にならないためにも、実績ある哲学を学ぶことは大切です。

また、現代を生きる私たちもこのことは認識しておく必要があるように思います。

今、何を継続して維持しなければならないかを、しっかりと考えたいものです。