本日のテーマ
【知恵はピンチを救う
~知恵を出す訓練を心がける~】
人生では、知恵を使う場面があります。
考える…
判断する…
答えを出す…
知恵が乏しいと、未熟な答えしか出すことができません。
だから、わたしは知恵を備え、知恵をフルに活用できるように訓練を心がけてきました。
知恵とは、
道理を判断し処理していく心の働き。
別な言い方をすれば、知識を活用し、良い答えを引き出す心の働きともいえるでしょう。
人生には答えが直ぐ出せない、また答えが出ない難題があります。
わたしはそれを「答えのない問い」と言っています。
例えば、何が
善か悪か…
正しいか間違か…
真実か…
こんなこともあります。
どんな生き方をするか…
何が価値あるものか…
死後の世界はどうなっているか…
などなどです。
そんな難題にぶつかったときに必ずすることは、知恵を活用し深く考えるようにしています。
ですから日頃から知恵を出す意識を持ち訓練を心がけてきました。
例えば、この絵柄ですが、
「どうように線を使うことによりこの絵柄を描けるか」
というようなことを、とっさに知恵を絞り答えを考えたりします。
どう考えたら効率よく答えを出せるかという知恵の練習です。
考えると、いろいろな方法があることがわかります。
例えば、
横の線と斜め線を使い、六角形をつくり、その中の柄をつくる。
斜めの線だけを先に引き、ひし形をつくり、縦の線を引きながら中の柄をつくる。
考えるうちに、こういう場合はどう考えたら一番効率よく答えを出せるか、ということが段々わかってきます。
するとそれが、知恵になり、答えを導き出すことが早くできるようになります。
ココで、知恵を使うことの大切さがわかるお話しをご紹介いたしましょう。
知恵を活かすと、いざとなったときに知恵から救われることになります。
イギリスの心理学者・エドワード・デボノ博士が書かれたものです。
ある商人が年老いた醜い高利貸しからお金を借りました。しかし、返すことができません。商人はあるとき、高利貸しのもとに娘をつれて訪れ、返済の猶予をお願いしました。
すると、高利貸しはこの親子に「最後のチャンスだ」とあるひとつの申し出をしてきました。
「この袋の中には黒い石と白い石をひとつずつ入れる。それをお前の娘にひとつひかせてあげよう。白い石が出たら借金は帳消しにしてやる。黒い石が出たら、借金を返すか、それができないなら、娘を差し出せ」
ところが、この高利貸しが袋に入れたのは、2つとも黒い石でした。そして、娘はそれを見てしまいます。どちらの石をひこうとも、娘はこの高利貸しに嫁がなければいけません。
絶体絶命のピンチです。娘はいったいどうしたらよいのでしょうか。
デボノ博士はこのように考えました。
娘は袋から石をひいたまさにそのときに、わざと石を落とすのです。そしてこう言います。「あっ、石がどこかにいってしまったわ。でも、袋の中にはもうひとつ、石が残っていましたね。それを確認すれば、私が引いた石の色がわかりますね」
いかがでしょう、見事な解決方歩ではありせんか。
こんな事が発想できるよう、日頃から知恵を出せるように心がけたいものです。
ピンチを迎えたときに知恵が救ってくれることでしょう。
しかし、日頃から知恵を活用することをしていないと、いざとなったときにいい知恵が浮かばないかもしれません。
だから、わたしは知恵を意識して、日頃から心がけるようにしています。
