本日のテーマ
【少なすぎても多すぎてもダメ
~程よさを知る人になる~】
寒い冬が過ぎて、春になり、これから暑い夏がやって来ます。
季節は色とりどりの風情がありますが、みなさんはどの季節が好きですか?
人によっては、
暑いのは苦手…
寒いのは苦手…
と、それぞれなのでしょう。
以前のわたしは、
暑くなると、寒さを求め、
寒くなると、暑さを求めて
無いものねだりでした。
求めていたものが手に入ると、今度はそれに対し無いものを見つけ、また満足できなくなります。
こんなことは、自分の人生に良くない影響を与えると、わたしは考えました。
「悪い点を改善しなければ自分の人生観がおかしくなってしまう」
それは、自分に不足しているものがあれば、それを求めたくなるのですが、しかしそれが手に入ると、今度は無い方がよかったと思うことがあります。
人間には次から次に求めるという限りない欲があるのでしょう。
無くて不満、有って不満という矛盾を繰り返しているのです。
このことを言い表しているお話があります。
昔、ある農民が借地で農業をしていました。
いつか自分の土地が欲しい。
それも広い土地が欲しい!
やがて、その夢が叶い、広い土地を手に入れました。
最初は大変な喜びで、仕事に精を出していたのです。
しかし、ある時から困るようになってしまったのです。
それは、土地が広すぎて管理するのが大変になってしまったからです。
そして、今度は広い土地を嘆くようになってしまったのです。
無ければ無いで嘆き…
有れば有ったで嘆く…
釈迦はこのことを、こう説いています。
「有無同然(うむどうぜん)」
(有る苦しみも無い苦しみも、同じ苦しみである)
お腹が
空き過ぎても…
食べ過ぎても…
苦しいものです。
下痢になっても…
便秘になっても…
苦しいものです。
わたしは、結局は普通(程よい加減)が一番良いということに気づきました。
そして、普通(程よさ)に感謝したいと思っています。
■徳川光圀の言葉…
「九分は足らず、充分はこぼると知るべし」
