本日のテーマ

見返りを求めない生き方

~武士道に学ぶ~

 

 

ビジネスの世界や人間関係には駆け引きがあるものです。
 自分を優位にするため…

 自分が得するため…

 

生きていれば相手によっては何らかの駆け引きが必要になってくることもありますが、相手を利用するような駆け引きはしたくないものです。

 

相手にやってあげたことに対して、露骨に言う人がいます。

「やってあげたんだから今度はそっちがやるべき」

 

そんな人を見てきて、駆け引きに疲れていたわたしは、あるとき武士道の精神を知ることになります。
「そうだ!こういう生き方をしよう」と、目の前が明るくなりました。


駆け引きをすることは商取引などでは必要な場面もあります。
しかし、信用がついてくれば駆け引きをしなくなり、お互いを生かし合う取引ができることでしょう。
そういう流れは当然であり、仕方ないことだと思います。
しかし、わたしが嫌う駆け引きとは、先に相手に恩を着せておいて、その後に駆け引きをするやり方です。

 

そんな駆け引きをする人は、はじめはこちらのいうことを親切に聞いてくれます。
善い人だなぁと思っていると、本性を現すのです。
「やってあげたんだから今度はそっちがやって」

 

売名行為もそうです。
名を売るために、
 人に親切をする…
 福祉活動をする…
これらも見返りを求めるやり方になるでしょう。

 

わたしはそんなやり方が嫌でたまりません。
目先のこと、自分のことしか考えない小さい人間のすることです。

 

理想とする生き方は
「見返りを求めない一方通行の生き方」
です。

 

このことを武士道から学びました。

武士は何のために生きて、何のために学ぶか、この目的がハッキリしていました。

 

武士が求めたものは、
“名誉”でした。

名誉とは、すぐれている、価値があると認められることやさまですが、名誉とは別な言い方をすれば、人や世間から
 必要とされること…
 喜ばれること…
 頼りにされること…
 信頼されること…
 尊ばれること…
を実践し徳を積む生き方をすることです。

 

だから武士は何のために学問を重んじたか?
武士にとっての学問や知識は、人間の成長や徳を促すための道具であり、学ぶことのみが目的ではありませんでした。
目的とは、学問や知識を得ることではなく、それらを得てどういう人間になるかが目的だったのです。



見返りを求めない生き方を貫いた吉田松陰…

 

だから、わたしもこれにあやかり、
「何のために学んでいるの?」
「何のために仕事をしているの?」
「何のために生きているの?」

 

その問いに対し、こう答えるため、今を修行しています。
「徳を積み自分をつくるため」

 

見返りを求めない一方通行の施しができるように……。