本日のテーマ
【人生はものづくり
~人生に必要な道具をつくる~】
もしかしたら人生は、
「ものづくりである」
と言えるかもしれないと思えるのです。
生きるためには道具が必要です。
だから何かを生産しなければなりません。
古代の昔より、人間は知恵を絞り、道具をつくってきました。
狩りや漁をする道具…
日常生活に必要な壺や火を起こす道具…
そして現代では、
宇宙にまで行ける乗り物という道具…
人間の頭脳を越えるコンピューターという道具…
世界の人と瞬時につながることのできる道具…
人間はものづくりの天才です。
このような物質の道具もありますが、かたや無形の道具もつくってきました。
法律…
ルール…
道徳…
教育…
人間が生きて行くためには、
物質的な道具…
無形な道具…
が必要なようです。
考えてみると、人間は様々なものをつくることができるのですね……。
わたしは何をつくりたいか?
そうですね……
生きている間にいろいろなものをつくりたいですが、
まずは、
「自分をつくる」
ことをしたいです。
では、自分づくりのために何が必要か?
わたしはこんなものをつくってきたのかもしれません。
夢…
信念…
また、
やる気…
やりがい…
つくるということは自らが手をかけなければなりません。
希望や信念、やる気、やりがいは、人から与えられるものではなく、自分でつくるもので、すべて自分次第だと思うのです。
わたしはよくこんな例えをします。
「自分が源泉である」
(源泉とは、川の水の流れがはじまる水源。物事の起こるはじめということ)
源泉とはすべて自分からはじまること。
水源の湧き出る水の量で川の流れの大きさ変わります。
周りが自分を変えてくれることはありません。
水源である自らが変わらなければ変われないということです。
だから水源となる自分を、どんな水源にするか、それによって後の川の流れ(人生)がつくられて行くことになります。
このことに気づいてから、わたしは水源(自分)づくりのためにいろいろなものをつくってきました。
そして、自分づくりに役立つ、こんものがつくれることに気づくのでした。
■自分信じることから「希望」がつくれる
■ユーモアから「笑顔」がつくれる
■苦しみ辛さから「成長のための気づき」がつくれる
■前向きに生きることから「チャンス」がつくれる
■失敗から「反省」がつくれる
■反省から「成長」がつくれる
■知ることから「知識」がつくれる
■目標を持つことから「進む方向」がつくれる
生きるということは、ものづくりだとつくづく思うのです……。
イングの言葉…
「幸福な人びととは、なにかを生産している人びとである。退屈な人びととは、やたらに消費してなにも生産していない人びとである」
道具をつくると便利になります。
包丁や鍋、お皿など……
それと同じように人生にも道具が必要です。
人生の道具をつくると、生き方が便利になります。
そんな道具を自分でつくって行きたいものです。