本日のテーマ

人は知らず知らずに流されてしまう

~人生をしっかり管理する方法~】

 

 

コロナ禍が起きる前のことですが、知り合いのある販売会社の社長から、こんな依頼がありました。
「遠方からお客様(販売代理店)が来るので少し話をしてもらえないだろうか…」

 

当日、どんな話をするかを考えましたが、皆さんの顔を見てから決めることにしました。

当日は年配の女性たちが顔を揃えていました。
わたしは、自分の自己紹介をしながら、皆さんの様子を伺いました。

そして、この話をすることにしました。

 

『今まで生きてきた人生で、一度立ち止まり、振り返ったことはありますか?』


 

すると、皆さんが口を揃えて、
「そういえば、そんなことしたことがない…」
と答えるのでした。


この話は他の所でも多くの人に問いかけましたが、ほとんどの人が
「人生を振り返ったことがない」
と答えています。

 

わたしがこの問いかけをした理由をお話ししました。

それは、自分のこんな経験からでした。


「一度立ち止まり、振り返ってみると今まで気づかんかったことが見えてきます。
 今まで歩んできた生き方で本当によいのだろうか?
 自分が求めていた人生なのか?
 このままの生き方の延長線で何が起こるだろうか?

このような自分への問いかけが生き方を気づかせてくれました。
その気づきとは、『今まで通りではいけない。自分は流されていた。本当にやりたい事は今までの生き方ではない』ということでした。だから、わたしは他の人も、わたしと同じように気づかずに流されているのではないかと思い、この問いかけをしてきました」

 

 

話を終えると、皆さんは、
「良い話を聴けた、人生これからです。一度立ち止まって考えてみます」
言って下さいました。

 


正しいという字は、
「一」 と「止」
一度止まると書くのですね。

 

正しいことは一度止まってじっくり考えたり、見つめたりしなければ気づかないのかもしれません。

 

また、問題事を解決する時も、何が原因なのかをじっくり絞り込むことが大切です。
「問題」を「点」に絞り込むのです。

すると、

「問題点」

となります。
点にすることでより絞り込みができて一層ハッキリするのです。

 

自分の人生は自分で管理しなければなりません。
その管理も、じっくり観察が必要です。

 

皆さんも、もしかしたら流されているかもしれません。

もしそんな気がしたら、人生を見直すために、一度立ち止まって、振り返ってみてはいかがでしょう。


サン・テグジュペリの言葉…
「生きる、ということは徐々に生れることである」

 


人は誰も知らず知らずのうちに流されてしまっているのではないでしょうか。
流されていることに気づかなければ、どんどん自分の本当の意思とは外れて行くでしょう。
そんな時、必要なのは、今の位置を確認するために、立ち止まることです。
わたしはこうして自分の人生を見直してきました。