本日のテーマ

【心遣いから機転を利かせる】

 

 

機転とは、心配りから利かせることができるのではないでしょうか。

機転が利くとは、その場の状況に応じて素早く適切な判断や行動ができるということです。

 

昔より機転を利かせることの大切さは言い伝えられてきました。
有名な話が、木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)の草履(ぞうり)取りです。
相手の立場になり、相手にどうしたら喜んでもらえるかを考えていたからこそ、機転を利かせることができたのでしょう。
その結果、織田信長に認められ出世ができました。

 

機転を利かせることで、人の役に立つことがあります。

特に、

事故を未然に防げた…

人に恥をかかせないですんだ…

などはとても価値のある機転の使い方です。

 

わたしが“手本にしたいと思った素晴らしい機転を利かした実践”のお話をご紹介しましょう。

 

書籍『面白いほどよくわかる 武士道』(日本文芸社)では、機転と心遣いについて、このような実例が紹介されていました。

 

「丹波篠山(たんばささやま)城主松平大和守の江戸屋敷で宴を催していたときのこと、旗本で老齢の北見久太夫も出席し、昔の合戦話がはずんだ。夜が更けて、給仕の小姓が銚子を運んでいたところ、つまずいて久太夫の膝に酒をかけてしまい、その小姓は顔を赤らめて退出した。すると、すぐ他の小姓が現れ、久太夫を次の間へ案内して着替えさせ、後始末をしたのである。その後この一件を調べたところ、老齢の久太夫が長座したため、座ったまま小水をたれ流していたのを、小姓たちが目ざとく見つけ、わざと酒をかけてその場を取り繕ったということがわかり、彼らは褒美を与えられたという。こうした配慮、心遣いこそ「機転」と一体となった本物といえるだろう」

 

 

相手を思いやることにより心遣いが生まれます。
心遣いから機転を利かせることができるのですね。

 

 

 

機転を利かせることにより人助けになることがあります。

この話をしっかり心にとめておき、自分づくりに役立てたいと思っています。