毎日積み重ねる『自分づくりの授業』
本日のテーマ

【基本の大切さ】

 

 

「何をするにも、まず基本が大切だ!」

とよく言いますが、そもそも基本とは何でしょう?

 

本日は、「基本の大切さ」というお話です……。

 

 

【基本】判断・行動・方法などのよりどころとなる大もと。基礎。

 

基本は、経験則から編み出されたやり方になるのでしょう。
例えば、建築で言えば基礎工事になります。
基礎がしっかりしていなければ、建物は立てることができません。

 

仕事では、基礎がしっかりしていなければ、よい成果は期待できないどころか、失敗して痛手をこうむることになるでしょう。

 

スポーツでいえば、

野球のバッッティングやゴルフのスイングでは立つ位置、バットやクラブの持ち方など基本の構えができていないと、いくら練習をしても上達できません。
勉強でいえば、読み書き、計算が基本になります。

 

ある落語家が師匠から基本の大切さを教わった話をご紹介しましょう。

 

 

若い頃、師匠の家に住み込みで修業をしていました。一日が終わり、夜寝る時に師匠の部屋の前に行き挨拶をします。障子越しに廊下にすわって挨拶をするのが作法です。あるとき、師匠には気づかれないだろうと、立ったまま「おやすみなさい」と言いました。すると師匠から「なんだ、お前! 立ったまま挨拶する奴があるか」と叱られてしまいました。障子が閉まったままだったので気づかれるとは思っていませんでした。慌てて「わかりました」と言うと、師匠は「当たり前だ。声が上から飛んでくる」と言いました。なるほどと感心しながら、師匠に対し「師匠、そうはおっしゃいますが、つい先日、師匠だって立ったまま障子をお開けになりました。あそこは座って開けるもんじゃあないんですか」とへらずぐちをたたきました。すると師匠は、「馬鹿者! わしはなぜ座って開けなければならないか、よく知った上で、立って開けている。ところがお前は、なぜ座って挨拶をしなければならないか、それを知らずに立ったまま挨拶をする。そういうことだから駄目だ」と叱りつけられました。
今、あっしは、まったくそのとおりだと、師匠の言葉に感心しています……。

 


基本の大切さが伝わってくるお話です。
基本がしっかり身についているからこそ、芸が磨かれて行くのですね。
基本の上に、自分の努力がだんだん積み上げられていくのでしょう。

 

 

本日は、「基本の大切さ」というお話です。