毎日積み重ねる『自分づくりの授業』
本日のテーマ
【恵まれていることは恵まれていないことになる】
人間は、いつも恵まれた環境にあると、その環境が当たり前になってしまうようです。
最初から全てのものが揃っていて、何の苦労もない環境で生活していると、あえて自分から揃える必要はありません。
もし、何も揃っていなければ、必要なものは自分で用意しなければなりません。
しかし、自分でやらなくても、人がやってくれるのであれば、あえて自分はやろうとしなくなります。
それが本当の意味で恵まれた環境になるのでしょうか?
本日は、「本当に恵まれているってどんなことか?」について考えてみるお話です……。
例えば、子どもが欲しがるものを、子どもの言いなりになって買い与えていたらどうなるかを考えてみましょう。
子どもは、欲しいものをねだれば、親はいつでも買ってくれると思うようになります。
また、自分でしなければならないことを、親がやってしまっていれば、子どもはいつでも親がやってくれると思ってしまいます。
この事がどんなことにつながって行くのでしょう?
例えの言葉に、「ぬるま湯に浸かる」があります。
意味は、安楽な環境に慣れてしまって抜け出せないでいる状態。
恵まれ過ぎるということは、自分が積極的に取り組む芽を摘み取ってしまうことになるのです。
金銭的に恵まれた家庭の子どもは、何不自由ない環境に育ち、良い学校に行き、美味しいものを食べ、欲しいものを買ってもらい、旅行にも行け、お金の心配もなく生活ができます。
しかし、恵まれた環境で育つことが、後でアダになることもあります。
創業者が苦労して一代で築きあげた会社を、次に継承した二代目でとん挫し、会社を潰してしまうような例があります。
まさしく、甘やかされて育てられた二代目の経営者には、本当の実力が備わらなかったということです。
こうした問題は世界の国々でも深刻になっています。
米国では、資産家の二世教育の研究が行われており、資産の継承や事業の継承について研究されています。
恵まれていることが甘やかしにつながるため、資産家の家柄では、次の代を担う子どもたちにはしっかりとした価値観や精神的な基盤をつくるための教育が行われています。
その中で、わたしが印象に残った教えがあります。
それは、エスタブリッシュメントは、子どもに金銭教育を厳しくしていることです。
【エスタブリッシュメント】社会的に確立した制度や体制。または、それを代表する支配階級・組織。
お金を持っているのは親であり、子どもではないことが教えられます。
子どもにとって、自分のお金ではないので、何か欲しいものがあったときでも、(…が欲しい)と言ってはいけないと教えられます。(…していただけますか)と言うのです。
本当にその通りでだと思います。
親が汗水たらして稼いできたお金は、親のものであり、使い方は親の権限です。
ですから、「欲しい」ではなく「お願いする」と言うことなのですね。
本当に恵まれているということは、金銭や物に恵まれていることではなく、どのような人に育てられたかではないでしょうか。
本日は、「本当に恵まれていることって何?」というお話です。











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