毎日積み重ねる『自分づくりの授業』
本日のテーマ

【質素な教え】

 

 

わたしは、「質素」という言葉が好きです。

 

【質素】飾りけがないこと。質朴なこと。また、そのさま。

 

わたしの「質素」に対するイメージは、

 回りくどくない…

 単純…

 そのもの…

という感じです。

 

会話をするときも、回りくどい言葉や、難しく表現することはあまり好みません。

大切な物事は、理屈でなく、難しくなく、単純であり、質素であるべきだと思っています。

 

本日は、「質素な教え」というお話です……。

 

 

現代社会では、人として大切な事を見失っていると思えるような、事件や問題事が多く起こっています。
 犯罪の多発…

 モラル道徳心の低下…
自己中心的、利己的な人たちが多くなり、社会もそのような風潮になってきているようです。

 

そんな中で、教育に対しての意識が高まってきています。
 教育に力を入れなければいけない!
 心の教育が必要だ!
 モラルや道徳教育が必要だ!

 

では、今までどんな教育をしてきたのでしょうか?
そもそも、

 教育とは何か? 

 何のために教育をするのか?
このことを考えることが、教育の問題を考えるに当たっての根本だと、わたしは思うのです。

 

わたしは、昔の日本の教育はとても素晴らしいものだと思っています。
教育の真髄を捉えているからです。
それは、「立派な人間になるために、どのような事が必要か」を教える教育があったからです。

 

戦後、日本の目覚しい復興を遂げたのは、明治・大正時代に生まれた先輩方です。
戦争、そして政治、経済の不安定な激動の時代を生き抜いた方々です。
多くの苦難を乗り越え、国のため、家族・子孫のために、必死になって日本のために働き、豊かな日本をつくってくれました。

 

わたしは、この先輩方に感謝しています。
そして、この方々がどのような教育を受けられ育ったのか、とても関心を持ち、調べてみました。

その教育の基盤となったのが、明治23年に発布された「教育勅語(きょういくちょくご)」でした。


明治維新後、国民が西洋的近代化の急速な波にのまれ、西洋にかぶれ、自由・平等に踊らされ、勝手気ままになり、無秩序な状況が、人の心を荒廃させて行きました。そして、そのあおりをまともに受けたのが子どもたちでした。学校では、現代と同じように非行化する子どもたちが目立ちはじめました。明治天皇は全国の学校を視察され、現状を知ることになりました。そして明治天皇が、このままではいけないと、つくらせたのが「教育勅語」でした。

 


一、 【孝行】親孝行をしましょう。
二、 【友愛】兄弟姉妹は仲よくしましょう。
三、 【夫婦の和】夫婦はいつも仲睦まじくしましょう。
四、 【朋友の信】友だちはお互いに信じ合ってつきあいましょう。
五、 【謙遜】自分の行動・言動を慎みましょう。
六、 【博愛】全ての人を愛し、助けの手を差し伸べましょう。
七、 【修学習業】勉学に励み、職業を身につけましょう。
八、 【知能啓発】知識・教養を身につけ、才能を伸ばしましょう。
九、 【徳器成就】人徳を高め、人格を高めましょう。
十、 【公益世努】社会や公共のために貢献しましょう。
十一、【遵法】法律や規則を守りましょう。
十二、【義勇】正しい勇気をもって、国のために尽くしましょう。

 

 

いかがでしょう。
「人間が生きるために大切であり必要な事」が、はっきりと示されているではありませんか。

 

わたしは、本当の教育とは、

「人格形成するために必要なことを教えることであると同時に、幸せになるために何が必要か」

を教えることだと思っています。

 

 

本日は、「教育勅語から学ぶ」というお話です。