本日のテーマ

【生きがい】

 

 

“生きがい”を持ちながら生きたいですね。

こんな生きがいをよく聞きます。
 仕事…
 子ども…

 旅行…

 趣味…

 

このように分類ができます。

 楽しむ…

 人と接する…

 望みを実現する…


本日は“生きがい”について考えたいと思います。

 

【生きがい】生きるに値するもの。生きていくはりあいや喜び。
(大辞泉より)

 

生きがいとは、人に生きる意義を感じさせるものと言えるでしょう。

生きがいについて、何人かの人に聞いたことがありますが、その結果、生きがいを持っている人と持っていない人とに分かれました。
その違いは何でしょう?
わたしはこう思えました。

「人生の目的があるか無いかにも関係してくる」

 

わたしは若いころ

「ビジネスに成功しお金持ちになれば幸せになれる」

と思い込んでいました。
その時の生きがいは、目先のことしか考えていなかったような気がします。
人生を真剣に考えていないのですから、当然生きがいなど持っていませんでした。

 

人それぞれの生きがいがありますが、生きがいの対象をこんなことに置く人がいます。

 名誉や地位…

 財産…

 愛する人…

 子ども…

 仕事…

 趣味…


これらの共通点は、自分以外に生きがいを持っている点です。

自分以外とは、そのものに依存することです。

だから、その対象のものが無くなったとき、同時に生きがいも見失ってしまうことになります。

 

 名誉や地位ある立場から失墜した…
 財産がなくなった…
 愛する人との死別や別れ…
 子どもの親離れ…
 仕事の定年や失業…

 

わたしは、もちろん家族や仕事が“生きがい”ですが、それとは別に、

 誰かがいるから…

 何かがあるから…

ではなく、まず自分の中に“生きがい”を持つようにしてきました。
それは、自分の人生には“生きる意味”があると信じているからです。

 

今“生きがい”は自分自身にあります。
「人から必要とされ人から求められる人間に自分を成長させること」
“生きがい”を感じるときは“人生の目標に向かっていることを実感したとき”です。

 

人, 持つ, 男, 再生 が含まれている画像

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■ベンジャミン・ディズレーリ(イギリスの政治家)の言葉…
「行動はいつも幸せをもたらすものではないが、行動なくして幸せはない」

 

 

本日のテーマ

【死生観】

 

 

「人生とは何か?」

この問いにわたしはこう答えます。

「人間が生まれてから死ぬまでの生きられる時間のこと」
 

人は、それぞれ寿命があり、短いか、平均か、長いかの時間を生きるわけです。

寿命は自分では決められない宿命とされています。
ですから、短命か長命かは、天にまかせるしかありません。

とかく、短いか長いかを気にしてしまいますが、大切なのは人生の中身だと思います。
「人生で何をしたか」ではないでしょうか。

 

わたしは、自分の人生を充実させたいと常々考えています。
とても興味深い考え方として、「アメリカインディアンの死生観」があります。

この世の中では、「生まれてきて、やがて死を迎える」ことは常識です。しかし、アメリカインディアンの場合は死生観が逆なのです。

 

屋外, 砂浜, 水, 海 が含まれている画像

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「死んできて、生まれる」という考え方なのです。
この世がメインではなく、天の世界がメインと考えているからです。
ですから、天から見た場合、天の世界から死んでこの世に来る。
この世から天の国に生まれるとされています。だから死を恐れないのです。

 

いろいろな見方の死生観がありますね。
みなさんの死生観はいかがでしょう。

 

わたしは、このアメリカインディアンの考え方をとても参考にしています。それは、天の世界がメインであれば、この世の死で全てが終わるのではなく、次の世界があることになります。これは大きな希望ですし、死に対する考え方も違ってきます。
いかに次の世界の為に、この世を生きるかということになります。

 

死後の世界は誰にも分かりません。
何を信じるかはそれぞれの人の自由ですが、同じ時間を生きるのであれば、希望を持てる発想をしたいものです。

その理由は、

「希望は前向きな発想から生まれるから」

です。

 

 

■ティトゥス・ルクレティウス・カルス(ローマ共和末期の詩人、哲学者)の言葉…
「人間のもつ死の恐怖はすべて自然に対する認識の欠如に由来している」

 

 

本日のテーマ

【方法よりも目的の実現】

 

 

現代社会では、とかく方法論でぶつかり合ったりする場面を多く見受けます。

 

医療問題では…

ガン治療の場合、最近は少し柔軟性が出てきましたが、以前の治療方法では「西洋医学」と「東洋医学」に分かれていました。西洋医学は、エビデンス(科学的根拠)に基づく治療方法を選択しています。また東洋医学では、科学的根拠がなくても治療効果がある方法を選択しています。ここでどちらが正しいかという議論がされてきました。
後に、代替医療が登場します。これは西洋と東洋をミックスした医療です。
お互いの良いところを使うのです。

 

わたしは以前、雑誌を制作していたころに、「ガン治療の特集」を2回しました。
ガン患者を取材するなかで感じたことは、患者の立場になれば、どちらの治療方法が正しいかというより、「治してくれることが本当の医療」であると思いました。
患者は治療方法ではなく、治ることを求めているからです。

 

わたしは、取材を終えてこのようなコメントしました。
「治る可能性のある方法は全部すべきである!」

 

今まで世界では、戦争が起こってきています。戦いをする互いが「聖戦」と口にするのです。
また、日本でも自国を守るために様々な思想がありますが、右翼、左翼それぞれの主張があります。

 

わたしはこう考えます。

「本質は目的である」
本当の目的は「真の平和」です。
どちらが“正しいか”ではなく、どちらが“平和を実現したか”ではないかです。

 

★本質とは…
物事の根本的な性質・要素。そのもの、本来の姿。
(大辞泉より)
★目的とは…
到達したいところ。実現しようとめざすもの。ねらい。めあて。
★真理とは…
正しい道理。いかなる場合にも通用する妥当な知識や認識。
仏語。真実で永遠不変の理法。真如。
(旺文社国語辞典より)

 

とかく方法論だけで目的を見失うことがあります。
大切なのは、

 目的達成のため…

 視野を広げ…

 あらゆる可能性を生かし…

 目的を実現する…

ことではないでしょうか。

 

なぜ、人間の幸せを追求する宗教が戦争をするのでしょうか?
本質は、ブッタの言葉にあると思います。

 

■ブッタの言葉…
「真理は一つである。真理を知った人は争うことはしない」