9/14 に Windows 8 Developer Preview
が公開されました。
開発者向けの Preview 版ながら、ここ からインストール用 IOS イメージをダウンロードすることが可能です。
先日、サーバOSを CentOS 6.0 に切り替えたタイミングで仮想化基盤も KVM に変更しましたが、そのゲスト OS として Windows 8 をインストールしてみることにしました。
1. ISO イメージのダウンロード
Windows 8 Developer Preview の ISO イメージは MSDN の Windows Developer Preview downloads
からダウンロードします。
ISO イメージには次の3つがあります。
Visual Studio 11 も触ってみたいことから赤び~は 4.8GB の開発ツール同梱版を選択しました。
2. 仮想マシンの作成
KVM に Windows 8 をインストールするための仮想マシンを作成します。
作成には「仮想マシンマネージャ」(KDE では「システム」メニュー配下) を使用しました。
KVM は qemu-kvm-0.12.1.2-2.113.el6_0.8.x86_64 を使用しています。
2.1. 仮想マシン名 / インストール方法
「新規の仮想マシンを作成」アイコンを選択して、仮想マシン作成ウィザードを起動します。
ステップ 1/5 では仮想マシン名とインストール方法を指定します。
仮想マシン名に「Windows 8」、インストール方法に「ローカルインストールメディア」を指定しました。
インストールメディアにはダウンロードした ISO イメージファイルを、OS タイプには「Windows」を指定しました。バージョンには Windows 8 の選択しがないため、「Microsoft Windows 7」を代わりに指定しています。
それぞれ「4096MB」と「2CPU」を指定しました。
「30GB」を割り当てましたが、SSD の残り容量にさほど余裕があるわけではないため、「すぐにディスク全体を割り当てる」のチェックは OFF にしました。
「インストール前に設定をカスタマイズ」にチェックを入れていますが、特に設定の変更は行いませんでした。
3. Windows 8 インストール
作成した仮想マシンに Windows 8 Developer Preview をインストールします。
3.2. 言語 / ロケール / キーボード
仮想マシンを起動すると、別ウィンドウでインストーラが起動します。
もし別ウィンドウを閉じてしまった場合は、「編集」-「仮想マシンの詳細」から再表示することが可能です。
Developer Preview 版では、インストール言語は「English」しか選択できないようです。
時刻/通過フォーマットに「Japanese(Japan)」を選択すると、文字入力ソフト(IM)に「Microsoft IME」を、キーボードに「Japanese Keyboard(106/109 Key)」が選択できます。
入力後に「Next」ボタンを選択します。
3.3. ライセンス
「Install now」リンクを選択すると Windows Developer Preview のライセンスを表示します。
内容を理解した上で許諾できる場合は、「I accept the license terms」にチェックして「Next」ボタンを選択します。(許諾できない場合は残念ながらインストールできません。。。)
今回は KVM 上に新規構築をするため、「Custom (advanced)」リンクを選択します。
仮想マシン作成時に割り当てた 30GB の Disk を指定して「Next」ボタンを選択すると、インストールが始まります。
ファイルのコピーには約5分かかりました。
再起動後に初期処理が走ります。途中でもう一度再起動が行われました。
ライセンスがまた表示されるので、「I accept the license terms for using Windows on this PC」にチェックして「Accept」ボタンを選択します。
# この辺から UI が分かりにくくなってきます。。。
デフォルト値のごとく「Example: home-pc」と表示されていますが、何か文字を入力すると自動的にクリア(?)されます。
# 文字選択もできず、DelキーもBSキーも効かず、カーソルの移動もできなかったため、キーボードが認識していないのかとしばらく悩みました。。。
今回は「Use express settings」を選択しました。
従来通り、Windows Live ID を使用しない場合は「Don't want to log on with a Windows Live ID?」リンクを選択します。
# ここも分かりにくいです。。。
# まるで Windows Live ID が必須だとミスリードしているかのようです。
ここでは Windows Live ID でのログインを選択してみました。
Windows Live に登録済みの Email Addrss とパスワードを入力します。
「Signup for a Windows Live ID」リンクを選択すると認証 (Signup) が行われました。
認証なしで初期設定を進めれるかは未確認です。
# PCがネットワークにつながっていないケースも考慮すると進めれそうな気もします。。。
「Next」リンクでログインが行われます。
4.4. ログイン後の Metro UI
ログインが成功すると、新 UI である Metro UI のスタート画面が立ち上がります。
次回「KVM環境 Windows 8 のインストール その2 」に続きます。
開発者向けの Preview 版ながら、ここ からインストール用 IOS イメージをダウンロードすることが可能です。
先日、サーバOSを CentOS 6.0 に切り替えたタイミングで仮想化基盤も KVM に変更しましたが、そのゲスト OS として Windows 8 をインストールしてみることにしました。
1. ISO イメージのダウンロード
Windows 8 Developer Preview の ISO イメージは MSDN の Windows Developer Preview downloads
からダウンロードします。ISO イメージには次の3つがあります。
- Windows Developer Preview with developer tools English, 64-bit (4.8GB)
- Windows Developer Preview English, 64-bit (3.6GB)
- Windows Developer Preview English, 32-bit (2.8GB)
- Windows SDK for Metro style apps
- Microsoft Visual Studio 11 Express for Windows Developer Preview
- Microsoft Expression Blend 5 Developer Preview
Visual Studio 11 も触ってみたいことから赤び~は 4.8GB の開発ツール同梱版を選択しました。
2. 仮想マシンの作成
KVM に Windows 8 をインストールするための仮想マシンを作成します。作成には「仮想マシンマネージャ」(KDE では「システム」メニュー配下) を使用しました。
KVM は qemu-kvm-0.12.1.2-2.113.el6_0.8.x86_64 を使用しています。
2.1. 仮想マシン名 / インストール方法
「新規の仮想マシンを作成」アイコンを選択して、仮想マシン作成ウィザードを起動します。ステップ 1/5 では仮想マシン名とインストール方法を指定します。
仮想マシン名に「Windows 8」、インストール方法に「ローカルインストールメディア」を指定しました。
2.2. インストールメディア / OS 情報
ステップ 2/5 ではインストールメディアと OS 情報を指定します。インストールメディアにはダウンロードした ISO イメージファイルを、OS タイプには「Windows」を指定しました。バージョンには Windows 8 の選択しがないため、「Microsoft Windows 7」を代わりに指定しています。
2.3. メモリサイズ / CPU 数
ステップ 3/5 ではメモリサイズと CPU 数を指定します。それぞれ「4096MB」と「2CPU」を指定しました。
2.4. ストレージサイズ
ステップ 4/5 ではストレージサイズを指定します。「30GB」を割り当てましたが、SSD の残り容量にさほど余裕があるわけではないため、「すぐにディスク全体を割り当てる」のチェックは OFF にしました。
2.5. 確認
ステップ 5/5 では最終確認画面が表示されます。「インストール前に設定をカスタマイズ」にチェックを入れていますが、特に設定の変更は行いませんでした。
3. Windows 8 インストール
作成した仮想マシンに Windows 8 Developer Preview をインストールします。3.1. 仮想マシンの起動
仮想マシン「Windows8」を選択後、「新規の仮想マシンを作成」アイコンを選択して仮想マシンを起動します。3.2. 言語 / ロケール / キーボード
仮想マシンを起動すると、別ウィンドウでインストーラが起動します。もし別ウィンドウを閉じてしまった場合は、「編集」-「仮想マシンの詳細」から再表示することが可能です。
Developer Preview 版では、インストール言語は「English」しか選択できないようです。
時刻/通過フォーマットに「Japanese(Japan)」を選択すると、文字入力ソフト(IM)に「Microsoft IME」を、キーボードに「Japanese Keyboard(106/109 Key)」が選択できます。
入力後に「Next」ボタンを選択します。
3.3. ライセンス
「Install now」リンクを選択すると Windows Developer Preview のライセンスを表示します。内容を理解した上で許諾できる場合は、「I accept the license terms」にチェックして「Next」ボタンを選択します。(許諾できない場合は残念ながらインストールできません。。。)
3.4. インストールタイプ
Upgradeインストールか新規インストールを指定します。今回は KVM 上に新規構築をするため、「Custom (advanced)」リンクを選択します。
3.5. インストールDisk
Windows 8 をインストールする Disk を指定します。仮想マシン作成時に割り当てた 30GB の Disk を指定して「Next」ボタンを選択すると、インストールが始まります。
3.6. インストール
ファイルのコピーが終わると一度目の再起動が行われます。ファイルのコピーには約5分かかりました。
再起動後に初期処理が走ります。途中でもう一度再起動が行われました。
ライセンスがまた表示されるので、「I accept the license terms for using Windows on this PC」にチェックして「Accept」ボタンを選択します。
4. Windows 8 初期設定
Windows 8 Developer Preview の初期設定を行います。# この辺から UI が分かりにくくなってきます。。。
4.1. ホスト名
ホスト名を指定して、右下の「Next」リンクを選択します。デフォルト値のごとく「Example: home-pc」と表示されていますが、何か文字を入力すると自動的にクリア(?)されます。
# 文字選択もできず、DelキーもBSキーも効かず、カーソルの移動もできなかったため、キーボードが認識していないのかとしばらく悩みました。。。
4.2. 設定のカスタマイズ
設定のカスタマイズを行う場合は「Customize」リンクを、後で設定する場合は「Use express settings」リンクを選択します。今回は「Use express settings」を選択しました。
4.3. ユーザ
Windows 8 からは Windows Live とユーザID / Password を共用できるようになったようです。従来通り、Windows Live ID を使用しない場合は「Don't want to log on with a Windows Live ID?」リンクを選択します。
# ここも分かりにくいです。。。
# まるで Windows Live ID が必須だとミスリードしているかのようです。
ここでは Windows Live ID でのログインを選択してみました。
Windows Live に登録済みの Email Addrss とパスワードを入力します。
「Signup for a Windows Live ID」リンクを選択すると認証 (Signup) が行われました。
認証なしで初期設定を進めれるかは未確認です。
# PCがネットワークにつながっていないケースも考慮すると進めれそうな気もします。。。
「Next」リンクでログインが行われます。
4.4. ログイン後の Metro UI
ログインが成功すると、新 UI である Metro UI のスタート画面が立ち上がります。次回「KVM環境 Windows 8 のインストール その2 」に続きます。