「KVM環境 Windows 8 のインストール その1
」でインストールした Windows 8 Developer Preview を触ってみたメモです。
5. Windows 8 の操作感
5.1. ログイン
電源投入後の画面として、日時のみ表示された風景画を表示するようです。
画面をマウスで上にドラッグすると、ログイン画面が裏から出てきます。
このあたりはタブレット端末上での使用を意識しているようです。
パスワードを入力して「Submit」ボタンを選択すると、Metro UI によるスタート画面に遷移します。
この画面、タッチパネルならともかく、マウスではドラッグでスクロールしないため非常に操作性が悪く感じました。
5.2. デスクトップ
スタート画面の「Desktop」パネルをクリックすると、見慣れたデスクトップ画面に遷移します。
もっとも、左下の Windows アイコンを選択してもスタートメニューは表示されず、Metro UI のスタート画面に戻りました。
どうも Microsoft は、スタートメニューの代替としてスタート画面の使用を提案しているようです。
使い慣れると使いやすいとの噂を聞いていますが、赤び~はまだ使いこなせていないようです。
「File」-「Help」メニューから「About Windows」を選択すると、Windows 8 のバージョンを参照可能です。
「Version 6.2」となっていますので、Vista (v6.0) / Windows 7 (v6.1) 系の Kernel を引き継いでいるようです。
ちなみに v5.0 が Windows 2000、v5.1 が Windows XP だったりします。
v4.x 以前は Windows NT です。
「Processes」タブでは、プロセス毎にCPU / Memory / Disk / Network の使用率が表示されるようになりました。
Applications のプロセスを除くと、起動直後は 26 プロセスが起動しているようです。
「Performance」タブでは、CPU / Memory / Disk / Ethernet (Network) 毎に詳細情報を表示可能です。
CPU の詳細情報には CPU の種類も参照可能です。
KVM で起動しているため「QEMU Virtual CPU version (cpu64-rhel6)」と表示されています。
予測変換機能が動いていました。
# IME2007 から機能追加されていたとは知りませんでした。。。
5.6. Internet Explorer
バージョンは Internet Explorer 10 でした。
Metro UI ではこんな感じで起動します。
Metro UI ではウインドウの概念がないのか、常にフルスクリーンで表示されます。
「Windows Update」もコントロールパネルにありました。
一番下の「More setting」を選択すると、見慣れたコントロールパネルに遷移します。
「Performance Information and Tools」から「Windows エクスペリエンスインデックス」を計測しようとしたところ、「The Windows Experience Index for your system could not be computed.」とのエラーが出て計測できませんでした。
Device Manager では「Multimedia Audio Controller」で警告が出ていました。
とりあえずは「Disable (無効)」にしておきます。
5.8. シャットダウン / 再起動
マウスを左下に持っていくと Settings / Devices / Share / Search / Start メニューが表示されます。
Settings メニューを選択すると画面右に Settings パネルが出てきます。
そのパネルの Power ボタンからシャットダウン / 再起動を行えます。
# 結構ハマりました。。。
# わざわざこんな分かり辛い UI を採用した勇気に敬意を表します。
スタート画面の場合
デスクトップ画面の場合
5.9. Metro UI で起動した Application からスタート画面への戻り方
フルスクリーン表示された Metro UI Application では、同様に Settings / Devices / Share / Search / Start メニューの Start を選択することでスタート画面に戻ります。
# これが一番ハマりました。。。
# わざわざこんな分かり辛い UI を採用した勇気に、ほんとうに敬意を表します。
5.10. Visual Studio
バージョンは Visual Studio 11 でした。
6. 総評
Video の Driver が「vga」のためか画面表示はかなりもっさりしていましたが、差し替えると Windows 7 に比べても快適になりそうです。(日本語版でも快適かは、現時点で判断できません。。。)
ただ、鳴り物入りで登場した Metro UI は、操作性が悪すぎるように感じました。
しかも機能そのものを無効にすることもできません。
直感的に使えないタブレット端末向け UI など使い道がないのではないでしょうか。
来年リリースされる正式版 Windows 8 では改善されていることを願います。
5. Windows 8 の操作感
5.1. ログイン
電源投入後の画面として、日時のみ表示された風景画を表示するようです。画面をマウスで上にドラッグすると、ログイン画面が裏から出てきます。
このあたりはタブレット端末上での使用を意識しているようです。
パスワードを入力して「Submit」ボタンを選択すると、Metro UI によるスタート画面に遷移します。
この画面、タッチパネルならともかく、マウスではドラッグでスクロールしないため非常に操作性が悪く感じました。
5.2. デスクトップ
スタート画面の「Desktop」パネルをクリックすると、見慣れたデスクトップ画面に遷移します。もっとも、左下の Windows アイコンを選択してもスタートメニューは表示されず、Metro UI のスタート画面に戻りました。
どうも Microsoft は、スタートメニューの代替としてスタート画面の使用を提案しているようです。
5.3. エクスプローラ
Explorer は Office 2007 から導入された「リボン UI」が組み込まれていました。使い慣れると使いやすいとの噂を聞いていますが、赤び~はまだ使いこなせていないようです。
「File」-「Help」メニューから「About Windows」を選択すると、Windows 8 のバージョンを参照可能です。
「Version 6.2」となっていますので、Vista (v6.0) / Windows 7 (v6.1) 系の Kernel を引き継いでいるようです。
ちなみに v5.0 が Windows 2000、v5.1 が Windows XP だったりします。
v4.x 以前は Windows NT です。
5.4. タスクマネージャ
タスクマネージャは情報量が増えています。「Processes」タブでは、プロセス毎にCPU / Memory / Disk / Network の使用率が表示されるようになりました。
Applications のプロセスを除くと、起動直後は 26 プロセスが起動しているようです。
「Performance」タブでは、CPU / Memory / Disk / Ethernet (Network) 毎に詳細情報を表示可能です。
CPU の詳細情報には CPU の種類も参照可能です。
KVM で起動しているため「QEMU Virtual CPU version (cpu64-rhel6)」と表示されています。
5.5. MS-IME
バージョンは Microsoft Office IME 2010 でした。予測変換機能が動いていました。
# IME2007 から機能追加されていたとは知りませんでした。。。
5.6. Internet Explorer
バージョンは Internet Explorer 10 でした。Metro UI ではこんな感じで起動します。
5.7. コントロールパネル
スタート画面の「Control Panel」パネルをクリックすると、Metro UI で実装されたコントロールパネル画面に遷移します。Metro UI ではウインドウの概念がないのか、常にフルスクリーンで表示されます。
「Windows Update」もコントロールパネルにありました。
一番下の「More setting」を選択すると、見慣れたコントロールパネルに遷移します。
「Performance Information and Tools」から「Windows エクスペリエンスインデックス」を計測しようとしたところ、「The Windows Experience Index for your system could not be computed.」とのエラーが出て計測できませんでした。
Device Manager では「Multimedia Audio Controller」で警告が出ていました。
とりあえずは「Disable (無効)」にしておきます。
5.8. シャットダウン / 再起動
マウスを左下に持っていくと Settings / Devices / Share / Search / Start メニューが表示されます。Settings メニューを選択すると画面右に Settings パネルが出てきます。
そのパネルの Power ボタンからシャットダウン / 再起動を行えます。
# 結構ハマりました。。。
# わざわざこんな分かり辛い UI を採用した勇気に敬意を表します。
スタート画面の場合
デスクトップ画面の場合
5.9. Metro UI で起動した Application からスタート画面への戻り方
フルスクリーン表示された Metro UI Application では、同様に Settings / Devices / Share / Search / Start メニューの Start を選択することでスタート画面に戻ります。# これが一番ハマりました。。。
# わざわざこんな分かり辛い UI を採用した勇気に、ほんとうに敬意を表します。
5.10. Visual Studio
バージョンは Visual Studio 11 でした。6. 総評
Video の Driver が「vga」のためか画面表示はかなりもっさりしていましたが、差し替えると Windows 7 に比べても快適になりそうです。(日本語版でも快適かは、現時点で判断できません。。。)ただ、鳴り物入りで登場した Metro UI は、操作性が悪すぎるように感じました。
しかも機能そのものを無効にすることもできません。
直感的に使えないタブレット端末向け UI など使い道がないのではないでしょうか。
来年リリースされる正式版 Windows 8 では改善されていることを願います。