全日本プロレス『エキサイトシリーズ2024』【開幕戦】2024.2.20 後楽園ホール | モッチーのプロレス馬鹿日和

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全日本プロレス“エキサイトシリーズ2024”
開幕戦、後楽園ホール大会へやってまいりました!
タイトルマッチを含む、4大シングルマッチ等行われます!


アクトレスタイム

青野未来

澄川菜摘

vs

皇希

なる

まずはアクトレスタイム!華麗なダンスから、タッグマッチ!4人がそれぞれ見せ場を発揮しながら、一進一退の攻防。最後はエース格である青野選手がラリアットを決める!

○青野未来

(6分41秒 ラリアット→片エビ固め)

●なる

それぞれのカラーが輝くアクトレスガールズ!




そして本戦へ!オープニングマッチは…
いきなり、あえて!第1試合から諏訪魔選手と鈴木秀樹選手のシングルマッチ!

第1試合 60分1本勝負

スペシャルシングルマッチ

諏訪魔

vs

鈴木秀樹

俺たちの闘いを、あえてメインイベントとは真逆の位置でそれをで示す!
グラウンドの取り合いから、打撃戦にも展開する緊迫の攻防!
関節の取り合い、手四つからの力比べ。プロレスの源流とも言えるスタイルです。混沌渦巻く全日本マット、あえてその第1試合で魅せるシンプルなプロレス。
冷静な試合運びから、時には意地を剥き出しにする両者。
鈴木選手は、WARスペシャルを繰り出した!
一方の諏訪魔選手も、得意のスロイダー。
再びグラウンドで背後を取れば、インディアンデスロックから腕を取りに行きます!さらに鈴木選手は雪崩式フランケンシュタイナーを繰り出す場面も!闘いの中に、意外性あり。
今度は諏訪魔選手の強烈なショートレンジラリアット!すると鈴木選手は暗闇脳天パイルドライバーで反撃します。
諏訪魔選手のバックドロップが決まれば、鈴木選手はドラゴンスープレックス!
さらにドロップキックも打ち合いに!互いの得意技が交互に炸裂していく見逃せない展開。
そして最後を決めたのは、へそで投げるバックドロップホールド!!

○諏訪魔

(16分25秒 バックドロップホールド)

●鈴木秀樹

全日本プロレスの現状へ、アンチテーゼ!普段はタッグを組む二人からのメッセージとなる試合でした!



第2試合 30分1本勝負

土井成樹

大森北斗

西村修

綾部蓮

vs

芦野祥太郎

黒潮TOKYOジャパン

佐藤光留

ハートリー・ジャクソン

個性が渋滞している8人タッグ!西村選手にも声援が飛びます!
観客を煽りまくる土井選手、そして両陣営入り乱れる!
イケメン選手のラ・ケブラーダが華麗に決まる!
最後は綾部選手をジャクソン選手が豪快に仕留める!

○ハートリー・ジャクソン

(11分24秒 ファルコンアロー→片エビ固め)

●綾部蓮

何度も言いますが個性が大渋滞!!



第3試合 30分1本勝負

本田竜輝

安齊勇馬

vs

KONO

歳三

New Period vs VM!先日の日テレプロレスでメインを努めた安齊選手!
そして本田選手も元気に暴れます!!
タッグタイトル戦線にも再び動き出した二人!コンビネーションはバッチリです。
VMのラフ攻撃もありましたが、最後は本田選手が強烈なラリアットからファイナルベント!

○本田竜輝

(7分51秒 ファイナルベント→片エビ固め)

●歳三

勢いがありますこの二人!後はベルトだ!



第4試合 30分1本勝負

宮原健斗

ライジングHAYATO

vs

青柳優馬

青柳亮生

ヘビーとジュニア、それぞれのトップを走る4人のタッグマッチ。声援で負けてジェラシーを燃やす宮原選手!
相手が誰だろうがお構い無し!青柳兄弟は強心臓!
宮原選手もイキイキと闘います!
HAYATO選手も己をさらけ出している!
同じ階級の二人は、やはりバチバチに火花を散らす!
するとHAYATO選手が複雑なサブミッションを繰り出した!新技でタップアウト勝利!

○ライジングHAYATO

(9分21秒 オーバードーズ)

●青柳亮生

ここで新たな引き出しを開けました!闘いの幅もどんどん広がりますね!




第5試合 60分1本勝負

GAORA TV

チャンピオンシップ

〈第25代王者〉

立花誠吾

※初防衛戦

vs

〈挑戦者〉

井上凌

GAORA TV チャンピオンシップ!王座初挑戦の井上選手が仕掛けた!背面から飛び込んでいった!
若さと勢いでガンガン攻めまくる!
一方の立花選手も、王座を譲るわけにはいかない!ノータッチ・トペ・コンヒーロ!
互いの意地と執念がぶつかり合う!
イケメン落としでマットに突き刺した!井上選手はキックアウトします!
バックドロップの状態から正面に叩きつける!大技連発も、井上選手は返していく!
しかし最後は肘を振り落とすヤンキーハンマー!

○立花誠吾

(13分16秒 ヤンキーハンマー→片エビ固め)

●井上凌

※第25代王者が初防衛に成功

初防衛に成功!セコンドのイケメン選手も大喜びです!



第6試合 60分1本勝負

世界ジュニアヘビー級

選手権試合

〈第67代王者〉

田村男児

※3度目の防衛戦

vs

〈挑戦者〉

阿部史典

セミファイナルは世界ジュニア王座戦!バチバチスタイルで阿部選手が挑みます!
飛ばないジュニアの田村選手はもちろんパワーで勝負!
一方の阿部選手は鋭い蹴りにサブミッションで対抗します!
そして厳しい膝攻め!足4の字固めで追い込みます!
なんとか踏ん張りを見せた田村選手、デスバレーボムで反撃!
さらに強烈なパワーボムから…、
何発も放ったラリアットで、豪快にふっ飛ばして勝利!!

○田村男児

(14分47秒 ラリアット→片エビ固め)

●阿部史典

※第67代王者が3度目の防衛に成功

昨年のリーグ戦の借りを返していった田村選手、続く新たな挑戦者にはHAYATO選手が名乗りを上げました!さらにバックステージでは2月いっぱいでみちのくプロレスを退団するMUSASHI選手が参戦表明したとのこと。全日ジュニア戦線がますます熱くなってきました!




メインイベント!肩の負傷により欠場となった弟・レイ選手の無念も背負い…兄・斉藤ジュン選手がシングルの頂に挑む!
対するは…この✕✕スタイル!!

第7試合 60分1本勝負

三冠ヘビー級選手権試合

〈第71代王者〉

中嶋勝彦

※4度目の防衛戦

vs

〈挑戦者〉

斉藤ジュン

メインイベント、三冠ヘビー級選手権です!闘魂は、無許可だった!故アントニオ猪木さんの権利を管理するIGFから、警告文が出てしまった中嶋選手。
相変わらず波紋を呼んでいる現状ですが、シングル戦線へ狙いを定めた斉藤ジュン選手が挑みます!
体格差を蹴りで詰め寄っていく中嶋選手へ、苛立ちを隠せないジュン選手。
プロレスにキャリアも年齢も関係ない!豪快な試合運びで追い込んでいきます。
本来、弟の斉藤レイ選手が名乗りを上げていたこの日の王座戦。しかしその直後に負傷欠場となり、代わりに名乗りを上げたのがジュン選手でした。
どことなく余裕を見せるジュン選手でしたが、そこはガンガン行ってほしい!
強引にでもぶん投げていく、それでいいんです!
この長い脚でブートを食らったら、たまったもんじゃない!
とにかくデカさを強さにして、攻めていきます。
一方の中嶋選手も、得意の蹴りで崩していく。
ジュン選手のチョークスラム!!
中嶋選手もバーティカルスパイクで応戦!この巨体をぶん投げるから凄い。
とにかく蹴りまくって、試合を組み立てていきます!
ここでただ崩れていくだけでは、意味がない!
ガムシャラでいい、ガードポジションからエルボーを打ち込む!というか、ここから届いちゃう!
しかし中嶋選手もトライアングル、そして腕ひしぎに移行します!
強引でいい!力で対抗!そのまま持ち上げて、ボムに叩きつける!
さらに強烈なスピアー炸裂!!
弟の新技“アイスバイン”を狙いに行くジュン選手!しかし中嶋選手もカウンターのフランケンシュタイナー!
今度こそ!アイスバインが炸裂しました!しかしこれで決まらず!
すると例の如くKO必死のビンタが炸裂!
そしてノーザンライトボムが決まってしまった…!

○中嶋勝彦

(18分11秒 ノーザンライトボム→片エビ固め)

●斉藤ジュン

※第71代王者が4度目の防衛に成功

中嶋選手も4度の防衛を重ね、全日本の頂点に君臨し続けています!
斎藤ブラザーズを称え、チーム結成?を呼びかけますが、本人達はしっかりと拒絶!封印されたスタイルを主張していきますが、この混沌はいつまで続くのか?遂に、第1試合で勝利したあの選手の名前を出す…その時でした!
そこに現れたのは安齊勇馬選手!「全日本の俺達でベルトを取り返します!」と挑戦表明。
「お前の力で俺の首、かっ切ってみろ。」と、なんやかんやでも受けて立つ構えの中嶋選手!
全日本の頂点を、混沌の時代を勝ち上がるのはどっちなのか。中嶋選手の勢いを止めるのは安齊選手なのか、はたまた?新世代が動き出している全日本のリングから目が離せない!
全日本プロレス“エキサイトシリーズ2024”後楽園ホール大会の模様をお届けしました!