ちょうどこれを書き始めていたところに某ラジオが更新となったので、その詳細なコメントも兼ねて書いていこうと思います。

(たぶんつらつらと思うところを書きなぐっていくので長くなります。暇な方はお付き合いください。。)

 

先日、遠山森林鉄道を探索したわけですが、、

もちろん直後のブログにも書いたように「楽しかった!!!」という思いは心の底からあります。

 

ですが、、反省点も多い!!!!

ステップアップには反省点がつきものですが、極端な話、その反省点に関して何か対策を講じない限り自分の中で次の探索は無い、とも考えてます。

 

それほど命に係わる反省点でした。

 

 

【やばかった場所について~個別の事案ごとに振りかえる~】

2回ほど「やばい」場面がありました。

 

往路の沢渡りで1回、復路の崩落個所で1回。

 

両方ともロープがなければたぶん「さよなら」案件でした。

 

 

 

この「やばかった場面」を考えるにあたって、まず、私の身体的特徴を述べておかなければなりません。

 

私、身長が151センチしかないんです。これがね、わりとネックになってくるんです。

 

たとえば、身長170センチの成人男性が手を伸ばせば届くような場所も私には届かない、足が届く場所が私には届かない、乗り越えられる場所が乗り越えられない、そんなことが日常生活の中ですら往々にしてあるわけです。

 

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今回の案件に照らして言えば、

沢のところもロープは張ってありましたが、これ、ゆたさんとと~まさんがロープを下へグッと引っ張って私が届くようにしてくれていたため、つかむことができていました。もちろん滑ったのは「足場の選び方」と「歩き方の問題」があるのでそこはまた後程触れるのと、別途要学習ということで。

 

往路の崩落個所も実はあれ、足が微妙に届かなかったんです。ロープを持つとあの足場に微妙に足が届かない、ロープをとるか足場を取るか。普通の人ならロープと足場どちらかだめでも「2か1」になりますが、私の場合ロープを取ってそのロープに何かあった場合足で支えられていないのでロープか「さよなら」か、また逆も然りで、足場を取ったとしてもそこが崩れたらロープには手は届いていないので足場か「さよなら」かで、「1か0」かの選択になってしまいます。

結局崩落個所のほうはずり滑って足場までたどり着けましたが、あの時の「やばい、届かない、どうしよう」と一瞬焦ってしまったことがかなりあの行動に直結してしまったなぁと。本当ヒヤッとしました。

ここももちろん、「その場での足場選びの判断能力」や「冷静さ」が必要でした。

 

身体的ハンディキャップはあるものの、「歩き方」や、「判断能力」によってカバーもできたはずです。

 

【そもそもあの装備でよかったのか~装備面を振り返る~】

そして今回渡河箇所がかなり多く、長靴を持っていったはものの、それも水面が長靴を上回ってしまい結局トレッキングシューズでジャボジャボ渡ることに。それも影響がなかったとは言えません。

そもそも事前に水量も聞いていたものの、それこそ「自分より背の高い方が感じる水量(膝下)」であって、自分の「膝下」の位置ではなかったはずなのにそれを全く考えておらず、「普通の長靴」を買って喜んでいた自分をまず怒りたい(苦笑)。「他の人の『膝下』はお前の『膝』もしくは『膝上』じゃー!」と。特に今回雨が降っていたのでなおさらです。私が普通の長靴で太刀打ちできたはずがありません。

それで結局足が濡れてパフォーマンスも低下し、思うように足が進まない、「渡河するごとにすり減るHP」状態になってしまったわけです。

せめて足回りが軽快であればもう少し動きも違ってきていたはずです。

 

 

【2日続いた筋肉痛~体力面を振り返る~】

帰ってきて「軽い筋肉痛」とコメントのやり取りをしましたが、結局さらにその翌日も筋肉痛でした。

いつも探索が近づくと足に関しては軽くストレッチ兼筋トレまがいのことを申し訳程度ですがやるようにしていました。が、今回正直言うと仕事の疲れを言い訳にそれを若干さぼりました。。仕事自体肉体労働ではあるので体力はあるほうだと思っていました。今回体力的には全くダメ、ということはなかったのですが、足回りの鍛え方は少し足りなかったかなぁと。濡れた足でも動けるようにもう少し頑張っておけばよかったなぁと後悔しています。

 

 

【対策を考える】

最初に述べた「身体的ハンディキャップ」に関してはもう正直どうしようもありません。アラサーになって身長が伸びるわけでもないので。

でも、そこでそれをカバーできる方法も十分あるはずです。

・とにかく落ち着いて行動する、焦らない(せっかちな性格ですが、最初のゆたさんの「絶対焦っちゃいけない」の一言で、これでもいつもより焦らず行動できたほうなんですがそれでもまだまだ足りなかった!)

・ほかの同行者の足運びをよく観察する。ルートをトレースできるよう見ておく。

・装備の見直し。(渡河の対策等)

・「筋トレ」や「鍛える」って言葉は嫌いだけど、あの環境を歩けるだけの身体を準備しておく必要はある。(平たく言えば「筋トレ」だけど)

多少足場の悪い場所でも耐えられるように体幹を鍛える、とか。

・低身長の登山者の方の歩き方やパッキングを参考にしてみる。

等々。。。。

 

装備に関しては変な話、“課金”で解決できると思います。それなりの装備は揃うと思います。ですがそれを背負って歩く体力は自分で努力しなきゃいけない、身体的なハンディがあると自覚しているなら尚更。

 

【蛇足~せっかく行くのなら~】

今回、状況もわからない場所での探索+雨天での探索だったため、カメラはほぼ出番なしでした。

ですが、せっかく行ったのなら良い写真はたくさん撮っておきたかったなぁというのが本音です。

ですが、これも“課金”で解決できる問題。  防水防塵耐衝撃のコンデジを1台持っておけばよかった話です。やはりケータイはあの場所ではあまり出したくなかったです。でも記録はしたかった。それならやはりそれなりのカメラは持っておくべきだったなぁと。

ここに関してはまともに歩けるようになってから考えることかなぁと。

まずは安全第一、自分の命の安全を確保して歩けるようになってからです。

 

 

 

 

 

まぁ色々書きなぐりましたが正直うまく文章にできていない部分もあります。

「楽しかったーーー!!!」の気持ちがある程度落ち着いて、冷静に振り返られるようになってあの場面はまずかったなぁといつもの探索以上に思うことがあったので、書きなぐってみました。

 

 

何か全般的にアドバイスやご指摘あれば教えていただければ幸いです。

 

 

もちろん遠山に限らずいつも訪れる場所は場所が場所だけに「絶対安全」ということはない、というのはわかっています。ですが、自分の努力で確保できる範囲の「安全」は準備して探索に臨んでいけたら良いなぁと、本格的な探索シーズンを迎えるにあたって改めて反省を含め考えてみました。

 

以上です。

長々と失礼いたしました…!