先日のブログで物議を醸した謎のガードレール…



長崎県のホームページに「長崎県道路附属物(防護柵)維持管理計画書」というものがありました。


4ページ目に防護柵の分類が載っていますが、謎ガードレールに近いものはなく、困っていました。



まぁ、、そこそこ情報検索力は低くない方だと自負していますが、今回は手強い!!!
ほぼ情報が出てこない!!!


そもそも写真をあまり撮ってこなかったのがいけなかった…


…ということで、再び行って写真を撮ってきました。(ちゃんと写真撮ってくればこんなことにならなかったのに…橋見てはしゃいじゃったから…)




のっぺり1枚の板。


前回も撮ったアングルだけど一応。
こちら側の裏側には何も無し。



反対側の裏側にも特に何もありません。



真ん中のほうを覗き込みましたが(足が写っちゃった💦)、特に何もなく…



今更ながら一応軽く叩いて金属であることを確認。



ボルトもやっぱり特に何もなく十字がきってあるだけだよなぁ、、と思っていたところ!!!



!!!!!
「NKK LS」の文字が!!!

きたーーー!重要な手掛かり!





どうやら普通のボルト部分と、刻印されているボルトが混在していた模様。

こりゃ前回見落とすわ…


ということで、以下、文字だらけになりますが、再撮影後に少しだけですが調べたものになります。



•「NKK」
日本鋼管株式会社。1956年日本初のガードレールを箱根宮ノ下に設置した会社。合併や社名変更等を経て、ガードレールの設置販売等は現在のJFE建材が行なっている。

•日本土木学会ホームページ
このホームページ内に、過去の学会資料や論文のアーカイブが一部公開されています。
キーワードで「ガードレール」と入れるだけで大量の資料が!
1956年周辺の資料がなかなか興味深く、衝突実験の資料内では角柱ガードレールが確認できました。



•国土交通省 諸外国の防護柵の基準について

外国のガードレールってどうなってるんだろう…
似たようなガードレールがあるのでしょうか…
少なくともガードレール自体は最初は海外から入ってきているとは思うので、参考にした初期のガードレールが見つかればそれもヒントになるのかなぁと考えたり。




特に土木学会のアーカイブで、ある程度資料も見ましたが、この謎ガードレールに直接関係する資料は見つからず…
•いつ頃からいつ頃まで製造されたのか
•どれだけ普及したのか
•他に使われている場所
これは全くわからず…

実は、ツイッターでフォロワーの皆さんに聞いてみようかとも思いましたが、有識者が多すぎてなんだかあっさり解決してしまってももったいないなぁという謎のもったいぶりもあって、今のところ聞くのをやめてます。笑

もう少し自力で調べてわからなければ聞いてみようかなと思っています。


そして、バッシーさんから都内で同型のガードレールの存在を教えていただきました。

他の場所にもないか絶賛捜索中です。


目撃情報、その他情報ある方はぜひコメントで教えていただければと思います。