注:今回少し長めです。


2万5千分の1地形図「市野瀬」と「信濃溝口」を買ってあります。
主にターゲット(長野県道210号)が載っているのは「信濃溝口」ですが、県道212号杉島市野瀬線も載っているので市野瀬もついでに購入。


ちなみになんですが、この県道212号の起点より上の道(市道三峰川線)、林鉄の軌道跡だったようです。(浦森林鉄道)
小瀬戸峡のほうまで延びていて、こちらも機会があれば是非探索したいものです。

「信濃溝口」のほうは必要な部分は拡大コピーして探索当日持っていきますね。


話をr210に戻します。
探索にあたって、目的地までの道路状況や駐車場所を確認するために下見をしてきました。

写真はあまり撮らず、車にオズモポケットをつけて車載動画を撮ったので、写真は動画からの抜粋になります。ご了承ください。


ストビューにはこのガードレールの端に「県道終点」の看板があったのに、撤去されていました。
県道はここを左です。右は林道新山線です。



さらに分岐が出てきます。これは右。
左は、たぶん山の中に消えます。(目的ではなかったので深追いせず…)


分岐を進むと道はすぐこのような感じに。


しばらくすると、舗装もなくなります。

 


…と歩みを進めていると、、

車が!!!

もうここで引き返そうかと思いましたが、せっかく来たのでと思い勇気を出して進みました。


すると、、おじさんに遭遇…

一応、山菜目的の入山じゃないアピールのため、「新山峠までの道」について聞いてみました。

おじさん曰く、
「この先道が峠まで『道』として続いているかはわからない。昔の道なら残っているかもしれないけれど」とのこと。
さらに、
「この先池があって、そこまでなら行ったことはあるけどその先はわからない」とのこと。


親切に教えてくれました。

最後には「気をつけてね」と声をかけてかけてくれました。



廃道で人に会うのは正直避けたいところですが、今回はそれが功を奏しました。


おじさんに別れを告げ、もう少し進んでみることにしました。



さらに道はダートに。


さらに分岐が!!!

そして私はここで致命的ミスを犯します。

県道は右なのに、なぜかこのときの私は左だと思い込んで池まっしぐら、、池周辺に車を停められるかというのも気になり、先程のおじさんの池の話もあり、とにかく、池まっしぐら😅






ただ、道は違ったけど、景色は普通によかった。笑



麓の下見はこれで引き上げました。



そして、さらに駐車場所候補地付近であり、ゴール地点の新山峠頂上の様子を確認しに向かうため、林道新山線に入ったところ…




はい、やらかしました。

_人人人人人人人人人_
> 突然の衝撃写真 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄


まさかの脱輪!😭
やっちまった…
途中引き返すに引き返せず、峠まで行ったら考えようと思っていたら、、やっちまった…

ええ、引き上げてもらって路面が大丈夫な場所までドナドナです…

峠頂上もどんな様子か確認できずもう意気消沈で、このあとさっさと帰りました。


幸い、私自身は怪我もなく、車も無事でした。
本当によかったです。


林道は冬季閉鎖にはなっていませんでしたが、
やはり、この時期の林道の走行は危険だということが身に染みました…反省です…

レッカー会社の方、本当に親切で優しい対応ありがとうございました。。。



…ということで、峠の頂上はどんな様子かわかりません!
ぶっつけ本番になってしまいます…

もしかすると
ちゃんと地図通り「徒歩道」があって登って車道に復帰できるようになっているかもしれないし、

もしかすると


こんな感じかもしれないし。笑


現地に行ってのお楽しみです。


そして最後に、
事前に見つけていた資料。


があり、その中に、「名所・旧跡・峠マップ」がありました。
そこに「県道不通」という表記が!そしてその先に「役の行者様」の石像があるらしい、ということがわかりました。

果たして県道上にあるのかはわかりませんが、もし県道上にあるのなら、おじさんの証言通り「昔の道」があるのかもしれません。


役行者像についてはこちらにも記述がありました。



「古道の行者様」と呼ばれているらしい。

ということはこの新山峠へ向かう道は「古道」と呼ばれていたのか…?


もう少し文献を探していますが、今のところこれくらいしか資料が出てきません。

峠頂上にも地図が書かれた看板があるみたいなので、そこにも何かしらの情報があれば良いのですが。

旧版地図もできれば取り寄せてみようと思っています。


探索当日には間に合いませんが、またまとめて記事したいと思います。