友人の家で営んでいた老舗「そば処 常念」。
惜しまれながら先日25日をもって閉店してしまいました…


久々友人のFBの投稿を見ていたらびっくり!なんと今月で閉店とのこと…

大学の頃の友人が松本に遊びに来た時には必ず連れて来ていたお店…

お蕎麦ももちろん美味しい!
建物の雰囲気もとても素敵!
友人のご家族含めお店の方もとっても気さくで優しい!

そんな素敵なお店が一つ、減ってしまいます…

悲しみに暮れる中食べ納めということで、先日行って来ました。


もう、庭がすごいの。(語彙力)



庭の手入れもとても綺麗で



紫陽花が鮮やかに咲いていた。





味のある「そば処 常念」の看板の文字と


引き戸に描かれた道祖神の絵。

この敷居の向こうも絵のように味のあるあたたかい空間です。
建物自体も歴史ある建物で、中にも歴史を感じる家具や家財道具がたくさん並んでいます。タイムスリップしたよう。



友人のお母さんが迎えてくださり、「席はどこでも良いですよ」とのことだったので、庭園の見える席へ。




悩みに悩んだあげく、いつものもりそば。

でもいつもは2枚。この日は他にも色々食べたかったので1枚にしました。

左上に写ってるのが、友人のお母さんおすすめの「そばっ娘(そばっこ)」。
そば粉の皮にくるみ味噌を包んであげたもの。
カリッとモチっとおいしい食感♪



そしてほかに注文したのが、


岩魚の塩焼き。
久々岩魚の塩焼き食べたなぁ…
実家にいるときは父親が渓流釣りでイワナをよく釣ってきて食べたけど、本当に久々。



そして、サービスでいただいたそば寄せ。
そば粉の羊羹みたいな感じ。とても優しい甘さで、ここでこうやっておいしい蕎麦をいただけるのも最後だと思うとなんだかほろっときてしまった。。



メニューはこんな感じ。





最後に友人のお母さんと話したところ、建物は「住居」として残すそう。
少しホッとした。とても歴史のある建物なのでどうなってしまうのか心配していたけれど、建物・土地はそのままにするそうです。


そうは言っても「また来ます」が言えない寂しさ…
しばらくはこの蕎麦の味を記憶に留めるために他の蕎麦はまだ食べないでおく…


思い出が詰まった「常念」、本当にありがとうございました😌