新型コロナウイルスによる緊急事態宣言以降、

自分も出来る限りテレワークを中心に仕事をしている。

 

やはり複数の地域にまたがって事業所を運営していると、

自分が動き回ることで感染リスクを広げることだけは

何としても避けたい。。。

 

 そんなことを考えながら仕事をしているのだが、

もともと経営者は労基法も関係ないので一日何十時間

仕事をしようと、何日間連続で仕事をしようと、誰かに

何かを言われるわけではない。

 ようするに、経営者は雇用保険も何もかけられないので、

自分の健康維持を自分で考え、仕事をする時間を

コントロールして、それでいて事業を継続出来るように

利益を出していかなければいけないのだ。

 

 しかしながら、自分がテレワーク中心の仕事に切り替えて

からさまざまなニュースなどに接して気付いたことがある。

 それは、自分のようにずっと経営者として自分で考えながら

スケジュールリングをして1日や1週間、1か月、年間のやるべき

ことに対して動いている人なら特に違和感もないのだが、

一般的に今まで会社に出社して決められた時間と空間の中で

仕事をしていた人にとっては、「自由」であることも違和感

のようだし、「自宅で誰にも何にも言われない」環境の中で

仕事をするということがとっても違和感を感じるらしい。

 

日本人って、自分で考えて行動すること自体が苦手だと

感じている人も多く、これは「みんな同じことをやる」「右習え」

という昔からの日本の教育制度の影響だと僕は感じている。

 

 テレワークでは、自分で時間の使い方を考えて効率的に

仕事を組み立てることが大切だ。

 また、「誰かの目が無いと集中できない」とか

「注意してくれる人が居ないとダメだ。。。」などという人は、

根本的に考え方を修正していく必要があるだろう。

 

 大事なのは、「仕事の優先順位を決める」ということと、

「やらされている仕事」という意識ではなく、「主体的に

目的を持って働く」というマインドになれるかどうか?

だと僕は思う。

 

児相や行政職員の中にも少数だが素晴らしい職員

の方々はいらっしゃって、予防の観点から動こうとして

くれる人もいますので、それは初めにお伝えしておきたい。

 

 問題は、それぞれの組織自体だろう。

 

僕はさまざまな自治体にて事業所を運営していることから、

それぞれの事業所に関わるお子さまの虐待疑いケースなど

においては、必要に応じて自治体職員や児相職員とも

関わることが多い。

 

 

 

その方々が会議等でも口々に発するのは、

 

「もう少し様子を見ましょう」

「何かあったら教えてください」

 

という言葉だ。

 

 全国津々浦々で問題になっている児童虐待の

ケースなどにおいても指摘をされているが、

要するに「何か事件が起こらないと動かない」のだ。

 

ただこれは、職員一人ひとりの問題ではないと僕は思っている。

 

想いのある職員が「何かあったら大変だから!」と先回りして

対応をした場合に、保護者などから何かしら苦情などが

あったらその職員は組織として「処分」の対象にされたり上司

から注意を受けたりするから、予防的な動きをほとんどしない

組織になってしまっているのだろう。

 

 私たちのように子どもに関わっている専門職たちは、

「最悪のケースにならないようにするには何をしたら良いか?」

を常に考えて提案や行動をする。

 しかし児相や自治体の多数は、「何か起こってから」動く。

 

 そもそもこれが児童虐待などのケースを防げない

根本的な問題だと僕はかなり前から考えている。

 

 

児相のトップも、自治体の子どもに関わる部署のトップも、

要はただの行政職員が持ち回りで異動によって配置されて

いることが多く、しかも何か苦情など問題があったら、

すぐに処分をされてしまうという、マイナス評価しかしない組織

運営をされているから、当然ながら働く職員は「受け身」「守り」

の思考に陥り、「余計なことはしない」「波風を立てない」という

組織が出来上がるのだろう。

 

 こんなことでは絶対に児童虐待などは防げないのは明白だ。

 

問題が起こるたびに幹部が一列にならんで頭を下げ、

「検証します」というが、バカの一つ覚えとしか思えない。

 

 組織の在り方や、苦情に対する対応、介入指針など

を根本的に今と真逆にするくらいの解体的改革が必須だろう。

 

 僕もさまざまな機会でそれらの機関と関わるたびに、

真面目に子どものことを最優先に考えている少数の職員さん

のことを気の毒に思うし、そのような職員さんが率先して

さまざまな課題解決をするために伸び伸びと行動が

出来る組織にしてあげたいなぁ!と、何目線だか分からない

ことを考えてしまうのだ。

 

2011年にテレビで放送された「ドンキホーテ」

という児童相談所を舞台にしたドラマの主人公だった松田翔太

のように、熱血漢の職員が活躍できる組織が子どもたちを

守る上では必要だと、僕はずーっと思っている。

 

 

ラーメン屋さんをやりたいなぁ!

 

と思っているわけではない。笑

 

まずは6月2日に札幌市豊平区美園にオープンした

「麺や虎鉄 美園店」さんをよろしくお願いいたします☆

 

 

「麺や虎鉄」を道内16店舗も展開している運営会社㈱PLUS2の

土谷社長とは数年前に知り合い、月に1回くらいのペースで

開催されている、異業種の経営者や士業(弁護士、税理士、社労士、

行政書士など)の方々、あるいは保険業や医療分野で活躍を

されている方々などを含めた勉強会のような集まりでご一緒させて

もらっている仲です。

 

 そのご縁からそれぞれの経営課題などについても意見を交わす

ことがあり、僕自身もとても勉強をさせて頂いていて、特に経営が

難しいと言われている飲食業界にて10年以上も続けられるには

理由があるのだと改めて感じています。

 

 一般の方々には僕が携わっている福祉(支援)とは全く異なると

思われるでしょうけど、実は僕の会社経営との大きな共通点が!

 

 それは、「従業員を大切にする」ということ。

 

PLUS2では、比較的早くから「働き方改革」に取り組まれて

いて、サービス残業の撲滅や労働時間の削減などを

本格的に実行していることから、人手不足が叫ばれている

飲食業界にあっても現時点で特に労働者不足で困っている

ことが無いということが、本当に素晴らしいと感じています。

 

 これらのことから、会社としての収益の源は弊社とは全く

異なっていても、やはり共通しているのは従業員への感謝と、

従業員が安心して長く働き続けられる労働環境の向上を常に

考えながら経営することがもっとも大事だということです。

 

 

 

昨冬から雨漏りが酷くなったので、複数の業者さんに調べてもらったら結果、屋根の前面張り替えが必要との診断。。
 そんなこともあって、今月初旬から屋根張替と外壁塗装に加え、排泄介助をより安楽に出来るようにトイレの扉などの建具なども改修することにしました。

どんな状況であっても、子どもたちへの支援環境の向上のため投資します!

完成が楽しみ♫

僕の会社では平成24年頃までは訪問介護事業を主体に

して創業者の下で経営してきた。

 

訪問介護事業の末月末はとても大変なチェック作業が

あって、皆が遅くまでほぼサービス残業をしてヘトヘトになっていた。

 

訪問介護サービスは介護支援専門員(ケアマネ)が作成・交付

する提供票に基づいて利用者様に提供しなければいけない

ので、その提供票と事業所側の記録表のチェックに始まり、

スタッフの手書き出勤簿と記録表のチェックもしていた。

 

 そのチェックは何重ものチェックだったのだが、どうしてそこまで

膨大な時間をかけてチェックをしていたのかというと、

当時は「余計な人件費を出したくないから徹底的にチェックをする」

という方針だった。

 いわゆる「性悪説」にたった指示が出ていたのだった。

 

※これは性善説を唱えた孟子です。

 

スタッフは必ずミスをするし、それをチェックしていかなければ

会社の利益が出ない!という考えだったからだ。

 

言い方は悪いかもしれないが、この時のスタッフは介護などの

業務については信頼されていただろうけど、信用はされていなかった

のかもしれない。

 

 しかしながら、このように何重ものチェックをしていたって、

毎月のように介護報酬の請求ミスや返戻はあったり、給与支給ミス

などもあり、スタッフはとても疲弊していたし入れ替わりも多かった。

 

 その後、僕は自身が代表になった時に事業の再構築を行い、

訪問介護事業を廃止して障がい児通所支援事業一本にした。

 

それと同時に、請求については何重ものチェックを止め、

その代わりに記入時の確認などの周知をしたり日々の仕事の

中でのミスを減らすような働きかけを行っていったのだ。

 それで月末や月初の請求時期についても全員で遅くまで残業する

ことはやめ、あくまでも勤務時間内で主の担当者がメインで行う

形に変えたのだ。

 

 また、手書き出勤簿についても労務管理上の効率が悪いこと

からタイムカードを導入した。これによって、サービス残業は一切

廃止をして、1分単位での残業代支給を導入したのである。

 

「ミスはあるかもしれないが、スタッフを信頼する」

 

これが僕の信念であり、これに基づいて全てのやり方や仕組みを

変えていった。

 

それ以降、もう8年ほどになるが、明らかに請求ミスはなくなり、

皆が早く帰れるようになっているし、残業代を1分単位で支払った

からと言って、これが原因で赤字になったりなどしていないのだ。

 

 逆に、働くスタッフが生き生きと仕事をしてくれているし、

所長だろうと入社したばかりのスタッフだろうと、連休を

とって旅行に行ったり生活を楽しむ雰囲気が全社的に漂う

ようになっている。

 

 僕の中では、もしも悪いことをする人が現れたら、それは

採用した自分の責任であると考えている。

 

僕自身もそうだが、誰だって法人のトップから信頼と

信用をされながら働きたい。だからこそ、それを実現する

ための社内の手続きや仕組みの簡素化を徹底したのだ。

 

 法的に書類が必要なことは今でもちゃんとした手続きを

行っているが、それ以外の社内のやり取りについては社内アプリ

やメールなどでの報告や相談でほとんど済む形にしている。

 

これによって、1分単位で支給をしている残業時間も、

全社員平均が10時間以内/1か月だし、昨年度の有給取得率も

75%以上(常勤・非常勤スタッフ共に)を達成した。

 

このことから僕は、企業の働き方改革などを進める上で

大切なのは、「性善説」という視点だと強く感じている。

 

もちろん、弊社のような中小企業で人員の規模によっても

異なるだろうけれど、要は「働く人を大切にしているか否か」

が全てだろうと声を大にして言いたい。