リハビリテーション部門内研修~補装具について~ | 「ろうけん宮前」のブログ

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川崎市宮前区の老人保健施設「ろうけん宮前」のブログ

 

 

リハビリテーション部門は、現在常勤6名・非常勤4名が勤務しています。(理学療法士5名 ・作業療法士3名・言語聴覚士2名)

毎月1~2回の部門内勉強会を実施しています。

今年度も、施設としてのサービスを考える視点や各セラピストの研鑽として、「興味関心チェックリストの活用」「コーチング」「嚥下機能評価」などについての勉強会を実施してきました。

 

今回2月の勉強会は、「補装具の処方」について学びました。

補装具の処方の制度上の流れや、その間に生じる問題点などを共有しました。

 

装具処方においては治療目的で使用する治療用装具・生活場面で使用する更生用装具に分類され、装具作成時に適応する保険制度・法令などにより申請方法が異なります。申請方法なども煩雑で、期間を要する場合もある為、給付・申請を行っていない事も少なくありません。

 

入院中に処方された補装具が、介護保険下のサービス利用中に劣化したり、補装具の変更が必要になったりした際に、ご家族への説明や目的を明確にして適切な処方へ繋げることが大切であることを改めて確認しました。

 

リハビリテーション職種は、施設内での他職種の職員の皆さんに対しても、心身機能の評価の結果を共有したり、介助方法や生活リハビリを提案・相談したりと、連携を密に行い、利用者様の状態に合わせたサービス提供に努めていきたいと思っています。