私と君との間に最初からあった壁



この壁が昔は憎かった

乗り越えられないのを知ってて、向こう側で笑う君

そんなもの無いよ、と言い放つ



あの子とこっそり苦笑してたの

どうしてそう言えるのだろうかと



こちら側から、君には見えない壁を睨み続けてた



壊すことは出来ない

壁から離れた所でも、規制がついて近付ききれない

私達が感じた壁を、無いと言い張る君

逆に私達が壁を感じてる事が悲しいと言った君




あぁ、この場所は惚れた方が負けなのだ

自分は敗者で、この壁を睨むことしか出来ない

壁越しでなければ君に会えない

勝者は勝者なりの制約もあるだろう

しかし敗者にとって、どんな形でも勝者には変わり無い




別の形で出会えていればと何度思っただろうか
踏み込めない位置がもどかしい



聞きたいけど聞けない

追いかけたいけど追いかけられない

付きまといたい訳じゃない矛盾



君も次のスタートラインに立ったのかな

もしかしたら既に始まってるのかな



私には予測しか出来ないけど

君が目標に向かってるならそれで良い



あぁでも

体調を壊しやすいところが不安かな

私を頑張りすぎだといった君は、無理をしやすいから



楽しそうなら良いよ

君が苦痛な無理をしなくて良いなら安心



何処かで君が元気なら良い

ちょっとだけ君が見える位置にいてくれたら幸せ



そう思って、私も頑張るから
忙しくなると会いたくなる

忙しくて会いに行けない期間が長かったからかな

忙しくなると、条件反射のように君に会いたくなる




君の声を探してしまう

君の足跡を探してしまう



会えないのだからせめて

君が居ることだけでも確認したくなる