私が君を好きになったきっかけは、優しくしてくれたからだった

あの場所では皆優しかったけど

同じものが好きで

同じタイミングで笑えた君を好きになった



最初はそんな些細なきっかけ



君を好きだと言い始めたら

途端に君は態度を変えた

初めは私を好きだと返してくれたのに

言い続けてたら、君は私を疑い始めた



他の人には返すのに

私には返してくれない

君に本気になってから返してくれない



自分に向けられる想いに自信がないのだろうか

私を疑ってるのだろうか

私は嫌われたのだろうか



好意を疑う姿が、自分と重なった

何で自分を?と考える思考が、自分と重なった



嫌われてるという選択肢を打ち消すための勘違いな前向き思考かもしれないけど

君の態度が、私のそれに見えて

自分の態度は、相手にとってこんなにも痛いのかと感じた



それでも君は歩み寄ってくれた

私が傷ついたら困ってくれた

たまに私に言葉をくれた

私を笑って迎えてくれた



私と重なる姿が霞んでいく

私の目指したい姿に変わっていく



私の考え方が正解かどうかは分からない

でもその考えで育った恋心

私は君に憧れてた




有り難う、沢山付き合ってくれて

有り難う、沢山甘やかしてくれて

有り難う、私のあげられるもので喜んでくれて

有り難う、私を好きだといってくれて





君への想いを、ここに綴ることはこれで最後

本当はクリスマスで終わりの筈だったんだよ

手紙で書ききれない想いを残すための手段だったんだ



でも終わり

君へ伝えたい想いは変わらない

繰り返すしか出来ないからもう終わり



ここ以外でも伝えられる手段があるから、安心してここを閉じるよ




最後にお願い

忘れないで

私の想い



有り難う、と

会いたい、と

がんばれ、と



いつまでも大好きだよ
私の想いは叶わない

最後まで片想い



それでも良かったと思う

出会えて良かったと思ってる



何度か考えたけど

君に会わなければと考えたけど



悲しみも

痛みも

喜びも

自分を好きになれた自分も



全て大切で必要なもの



出会ったことで、苦しみも痛みもあったけど

それ以上の喜びと笑顔を貰った

ずっと欲っしてた“安心できる好意”を貰った




あの場所で、沢山の人が君に恋してたと思う

沢山の人が君達に恋してた

私もその一人

沢山の中のたった一人

それなのに、君に近づけた

臆病者にしては頑張ったんだよ



頑張りすぎて、後に引けなくなっちゃったけど

後悔してない


今でも君に恋し続けてる
素直になろうとした

君が私に、素直過ぎるという評価をくれたのは嬉しかった



自分の気持ちを伝えるのが苦手
拒否されたら怖いし

嫌がられたら傷つくし

重いと思われたら嫌だし

それによって嫌われるのも嫌



本当の私は臆病なんだ

あの場所での私は自分に言い聞かせてた



君たちは私を嫌わない

だってそういう私の立場だから

流石に駄目なラインはあるけれど

好意は好意で返してくれる



私にとっては初めての経験だった

今まで好意を向けても、嫌悪を返されることばかりだった

好意を向けても、返されるのは曖昧なもので不安を煽られるばかりだった



だからあの場所では安心して甘えていたんだ

甘えたかった

素直に好意を伝えたかった

私の好意を誰かに好意で返して欲しかった

私を好きだと言って欲しかった

認めて欲しかった

必要とされたかった



例えその場限りでも良かった



素直だねって評価は私にとって嬉しいものだったよ

どんどん欲が出てきたのは失敗だったと思うけど

こうして今でも君に私の存在を刻もうとしてる




君は私の望んでいたものを全て与えてくれた

最初は疑われてたけど

やっぱり私じゃ無理なのかなと落ち込んだこともあった

他の人には優しい好意を向ける君を見て、諦めかけたこともあったけど



君が私に好意を返してくれたことが幸せだった

有り難う



あんなに強く押し付けてたのに、嫌わないでいてくれて有り難う

私に好意を返してくれて有り難う



きっとこの先、君の前以上に素直な私は存在しないだろうな