007シリーズ初代ジェイムズ・ボンドで
おなじみの俳優、ショーン・コネリーが
90歳で亡くなりましたね。


話はすこし戻るのですが、


家族との話し合い(前々記事)、
良い変化も私にとっては急激で
ストレスになったのか、
次の日すこしだけ吐いてしまいました。


4日間胃が鈍く痛み、消化の良さそうな
物を食べて、ひたすら心身を休めてました。


おかげで今朝少し調子が戻り、
私にしては珍しく、午前中に銀行やら
クリーニング屋さんやらスーパーで用を
足せました。


私は時代遅れの喫煙者なので
途中一服したくて、唯一タバコが吸える
ドトールに入りました。


ちょうどラスイチの喫煙席に座ると
私のすぐ後に来た75~80歳位の女性が3人、
ガラス戸の向こうの禁煙席に座り、
席が空くのを虎視眈々と狙っていました。


空いた途端、口々に「空いた空いた」
「お兄さんごめんねえ!私たちが
先に待ってたの」となだれこんで来て、
椅子が足りないからと禁煙席から
よっこらしょと持ってきたり、
まあ元気なこと。


私の背後でちょっとうるさい位の
おしゃべりが始まりました。
(たぶん耳が遠いんでしょう)


高齢女性3人がタバコ友だちなんて
珍しいなぁ、もう好きにやりたいんだろう
なー、何だかいいなぁと思っていると、


「ショーン・コネリーが死んだわねぇ!」
という声が。


「死んだわねぇ!」「死んだわねぇ!」


やっぱり気になるニュースなんだろうな、
なんて思ってたらひとりが唐突に


「ねぇ、ショーン・コネリーって何代目?


と言いました。えっ…



「ショーン・コネリーはひとりよ!」

「90歳だったんでしょう?」

「幸せよねぇ」「幸せよねぇ」「幸せよぅ」


…何事もなかったように3人の会話はつつがなく流れていきます。


背中向けてて本当によかった…


いま思うと
ジェイムズ・ボンドが何代かいるから
「混ざった」んでしょうね。



早起きは三文の徳?
午前中にこんな街の会話を拾えて
よかった~っと思った出来事でした。