⦿ロシア・エルミタージュの「モネ」 | 新・駅から駅までウォーキング

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ロシア・エルミタージュの「モネ」


クロード・モネ
『庭の女、サン・タドレス』1867年

1867年はバジール、ルノワールと3人で暮
らし始めた年です。
しかしお金に困窮し、サン・タドレスの伯
母の別荘に行きました。
そこで初期の名作である『庭の女、サン・
タドレス』を描き上げました。
明るい陽の光に照らされて輝く花と、緑色
の濃淡のコントラストが鮮明な作品です。
強烈な太陽の光が表現されているのが、こ
の頃のモネの絵の特徴といわれています。

モデルは、モネのいとこの妻ジャンヌ=マ
ルグリット・レカードルという女性。
この年、妻となるカミーユは身重でパリに
残っており、長男のジャンを出産したため
年末にモネはパリの妻子のもとへ帰りまし
た。

                (撮影:2003.9.21)