アーティゾンの「メアリー・カサット」(2)
メアリー・カサット
『娘に読み聞かせるオーガスタ』1910年
(アーティゾン美術館蔵)
印象派の女性画家メアリー・カサットは
アメリカ人。
自らも印象派の画家であるとともに、アメ
リカの富裕層に、モネやルノワールなどの
絵画を紹介し購入させた功績は大きいと
言われています。
もちろん投資目的だったのでしょう。
そのためアメリカ国内に多数の印象派の絵
が残されています。
カサットには母子の日常を描いた絵が多い
です。
なかでもパリ近郊の庭園で描かれたこの絵
は、緑とピンクの対比が鮮やかです。
(撮影:2020.1.21)