●松岡圭祐 『探偵の鑑定Ⅰ』 講談社 | 新・駅から駅までウォーキング

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松岡圭祐 『探偵の鑑定Ⅰ』
          講談社文庫 2016.3.15発行 




探偵の鑑定I (講談社文庫)/講談社
¥価格不明
Amazon.co.jp




★本の内容(Amazon.co.jpより引用)


偽バーキンの謎の裏には驚愕の秘密が! 
『探偵の探偵』紗崎玲奈と『万能鑑定士Q』
の凜田莉子、2大シリーズ完結・運命の終着
点。
美女目当てに大金が舞う秘密交際クラブで、
超高級バッグのバーキンをオトリにした連続
詐欺事件が発生。
対探偵課探偵・玲奈は、証拠品のバーキンを
鑑定する万能鑑定士・莉子の危機を救う。
バーキン詐欺女の正体とその目的とは? 
2大ヒロインが並外れた探偵力と鑑定眼を
駆使して立ち向かう。


★ここだけの話


内容的には、『探偵の探偵Ⅴ』のような性格
を持った作品です。
しかも紗崎玲奈の所属する探偵社の須磨社長
と桐嶋の過去が明らかにされるのです。
もうこれは物語に没頭せざるを得ませんね。


最愛の妹の復讐を終えた玲奈。
彼女の後輩にあたる琴葉。
そこに万能鑑定士の莉子。
雑誌記者の小笠原。
彼らが絡み合って、事件に対応していきます。


さらに須磨社長と桐嶋の前歴が暴力団関係と
わかり、ズルズルとみんなは泥沼に引きずり
こまれていくのです。


彼らが組員と戦う場面はアクションドラマを
見ているような気持になります。
スカっとした気分にさせてくれます。


しかし今回は「Ⅰ」で、ハラハラドキドキの
途中で終わってしまいます。
続きは来月発売の「Ⅱ」を買わないといけな
いようです。


いよいよ2大シリーズの完結。
来月が楽しみです。