【世界遺産】バリ州の文化的景観
そのうちの１つ、ライステラスです。
階段状に作られたライステラスは、もう芸術
の分野にはいっています。
バリでは米の３期作を行なっていて、１年に
３回米の収穫をします。
ということは、いつ来ても田んぼの状態だと
いうことですね。
この時も農作業中の人がいました。
ここテガララン地区のライステラスが、一番
観光客が多いそうです。
もしも手前のヤシの木がなかったら、日本の
各地で見られる棚田とほぼ同じですね。
そのあと、キンタマーニ高原に向かいます。
標高1500ｍからの眺めは最高です。
右側に見えるバトゥール湖は世界遺産に登録
されているそうです。
左側の山はバトゥール山。
高さ1717ｍの活火山です。
ところで、バリに行った数日後は、バリの重
要なお祭りがあるそうなんです。
日本でいうと、ちょうどお盆のように、祖先
が家に帰ってくると言われてました。
そこで家ごとに目印となるように竹を使って
のぼりのようなものを作ります。
それを家の入口に立てています。
数人がかりで立派な飾りを用意するところも
あります。
その間、子供たちは２週間にわたり学校が休
みで、大人たちも公務員などは１週間休暇を
とるそうです。
普段からお供えを作るのは女性の仕事です。
毎日朝早くから市場で買い物をし、お供え物
を作り、１日何回かそれを線香とともに置い
てまわります。
家が大きいと置く場所も多いので、大変な作
業です。
道端にも普通に置かれているので、踏まない
ように注意して歩く必要があります。
２大世界遺産をめぐる
新神秘のボロブドゥール遺跡とバリ島６日間
2014.5.17～5.22 ＪＴＢ旅物語