中国・上海周辺(5)‥同里と言えば退思園
同里(トンリー)は昔「冨土」という名の街だった。
それが、冨の上半分をとって「同」とし、下半分の
「田」と「土」を上下つなぎ合わせて「里」になり
同里になったという話を聞いた。
これだから漢字はおもしろい。
【世界遺産】蘇州古典園林の退思園
清の時代、1885年に任蘭生という官僚が退官したあと
この地に築いた庭園。
池の周囲に春夏秋冬それぞれの風景を愛でる場所を
配した。
四季折々の変化に接し、ぜいたくな日々を送っていた
ことに嫉妬してしまいそうになる。
退思園の中の売店で、すばらしいものを見つけた。
ここで一番目立つのは豚の足。
こちらの名物は、豚の角煮=トンポーロだが、同じ
味付けで足先を煮ている。
しかも大量に。
豚さんは捨てるとこなし。
ちなみに同里の名物、三白料理とは、白身の川魚と
シラウオと白いエビの3種のことで品の良い料理。
大変人気がある。
こだわりの上海・江南5日間
2011.11.23~11.27 阪急交通社