○ルーヴル美術館のレオナルド・ダ・ヴィンチ(2) | 新・駅から駅までウォーキング

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ルーヴル美術館(6)
          ‥レオナルド・ダ・ヴィンチ(2)


私の好きなミステリと海外旅行

レオナルド・ダ・ヴィンチ
『貴婦人の肖像』1490~95年


★ちょっとひとこと


ルネサンスの時代までさかのぼってくると、当然の
ことながら資料に乏しく、いろいろと不明な点が多い。
この作品のタイトルも、研究者により変わってくるが
ヴァレリー・メテの書いたルーヴルのカタログでは
『ミラノ宮廷夫人の肖像』となっていて、別名
『ラ・ベル・フェロニエール』と添えられている。


こうした絵画の依頼者やモデルを推理し特定していく
ことは、まさに歴史ミステリに通じるものがあり
楽しい研究テーマかなとも思う。


暗黒の闇の中に、見事に浮かび上がった女性の肖像。
キリっと引き締まった表情は、意志の強そうな印象を
受ける。
曲がったことは大嫌い。
いやなことなら引き受けない。
そんな強固な性格が、にじみ出ているような気がする。


いい絵だ。


ルーヴル美術館(6)
         ‥レオナルド・ダ・ヴィンチ(2)
2001.9.9 & 2010.6.21
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