■ワシントン・ナショナル・ギャラリーのフェルメール(1) | 新・駅から駅までウォーキング

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ワシントン・ナショナル・ギャラリー(1)
        ‥ヨハネス・フェルメール(1)

私の好きなミステリと海外旅行

ヨハネス・フェルメール
『天秤を持つ女』1662~65年


★ちょっとひとこと


『天秤を持つ女』は典型的なフェルメールの絵で
ある。
左向きの女性が1人、熱心に天秤のバランスを
とっている。
その後ろに「最後の審判」の絵がかけられている。
左の窓の上から漏れる光が少ないので、多少うす
暗い感じはするが、女性のおだやかな表情はよく
わかる。


フェルメールの絵は全部で4点展示されているが、
どれもサイズが小さいので、この美術館は特別に
小陳列室を用意している。

別格の扱いだ。


★ワシントン・ナショナル・ギャラリーのこと


銀行家のアンドリュー・メロンが設立資金と自分の
コレクションをアメリカ政府に寄贈し、1941年に
オープンした。
彼はイギリスのロンドンでナショナル・ギャラリー
を見て、アメリカの首都にも、それにふさわしい
美術館が必要だと思った。
そしてそれを前提に質の高い絵画を購入していき
130点を蒐集した。
他の実業家たちも、自らのコレクションを寄贈して
現在のような大きな美術館となった。



私の好きなミステリと海外旅行


ワシントンDCの中央部、スミソニアンの美術館・
博物館群の中に、国立の美術館として建っている。
歴史ある西館は白い大理石造りの威容をほこる。
1978年に東館が完成し、現代美術を展示している。
現在12万点の美術品を所蔵している。


昨年秋、訪れた時は大規模な改装中であったため、
お目当ての印象派の作品は見られなかった。


が、しかし、こういう場合、ほかの美術館に
貸し出しすることがよくあるが、何とうまい具合に
日本にも今年やってくる。

「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」と
して、国立新美術館(6/8~9/5)、京都市美術館
(9/13~11/2)で開催される。
「犬好きの人」向け企画もあるらしい。

マネ、モネ、ルノワール、ゴーギャン、カサット、

ゴッホなどなど。

ぜひ、見に行こう。


※参考文献


フェルメール全点踏破の旅 (集英社新書ヴィジュアル版)/朽木 ゆり子
¥1,050
Amazon.co.jp


ワシントン・ナショナル・ギャラリー(1)
            ‥ヨハネス・フェルメール(1)
2010.10.17

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