メトロポリタン美術館(2)‥エジプト美術
★ちょっとひとこと
この神殿はメトロポリタン美術館の目玉のひとつ。
デンドゥールの神殿はローマ皇帝アウグストゥスが
エジプトとヌビアを支配した時代に、皇帝の手で
建設された。
この神殿はアスワン・ハイ・ダムの完成で湖に水没する
直前、エジプト政府からアメリカに寄贈された。
イシス女神とヌビアの首長の2人の息子が神格化されて
まつられている。
現在、石の門と神殿が復元され美術館の中でその威容を
誇っている。
とは言っても、実際のエジプト旅行で目にした、ナイル
河沿岸のルクソール神殿、カルナック神殿、イシス神殿、
コム・オンボ神殿、ホルス神殿やアブシンベル神殿など
とはスケールが違い、かわいく感じてしまう。
★メトロポリタン美術館のこと
メトロポリタン美術館はニューヨーク、マンハッタンの
セントラルパークに隣接しており、開館したのは1870年。
現在300万点を超える美術品を所蔵する世界最大級の
美術館である。
メトロポリタン美術館は、世界美術を実物で見る
百科事典だ。
その中でエジプト美術のコレクションだけでも
3万6000点あるそうだ。
これはすごい、驚きだ。
メトロポリタン美術館(2)‥エジプト美術
2010.10.15