●折原一『追悼者』文藝春秋 | 新・駅から駅までウォーキング

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折原一『追悼者』文藝春秋 2010.11.25発行


本の内容(Amazonn.co.jp)


浅草の古びたアパートで発見された女の絞殺死体。
被害者は大手旅行代理店のOLだが、夜になると
街で男を誘っていたという。
この事件に興味を抱いたノンフィクション作家が
彼女の生い立ちを取材すると、その周辺に奇妙な
事件が相次いで起きていたことが分かる。
彼女を殺したのは誰か?その動機は?
「騙りの魔術師」折原一が贈る究極のミステリー。


追悼者/折原 一
¥1,800
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★ここだけの話


またまた折原一にだまされてしまいました。
意外な真犯人でした。


私は2回読んで、なるほどと納得しました。
「追悼者」というタイトルの意味、そして「生きて
いるはずの者が死んでいて、死んでいるはずの者が
生きている」と書かれたメモの真実。


だって、生前葬なんて気がつかないですよね。


でも、毎回だまされて快感を味わえるのは、
倒叙ミステリの帝王にして第一人者たる折原一
だけです。


次回作も、ついつい期待せずにはいられません。


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