立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花
美しい女性の例えとされています。
最近、笹百合をみたことがありません。
以前は、道沿いや山には、いっぱい自生していました。
香りがとても良くて、葉っぱが笹に似ていて、風でもふけば、なやめかしくゆれて、なんとも美しく感じます。
いろんな種類の百合がありますが、なんと言っても、上品なのは、笹百合かと、思います。
紫陽花の里の山には、まだ、笹百合が沢山咲いていました。
ご近所の山仕事をされているおじいさんが、毎年採ってきてくださいました。
そのおじいさんもホームに入られて、もう、笹百合を生けることはできなくなりました。
おじいさんは、笹百合の魅力をしってらしたのかな。
そうそう、
立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花
この言葉の云われには、深い意味あったのです。
見た目だけではなく、芍薬、牡丹、百合は、婦人科の薬草なんですね。
月経不順、冷え性、産後、便秘、乳腺などに効能があるそうです。
だから、美人になれるのかな。