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                                自称学者を排除せよ!―

 

 それでは後編です。1頁目の最後で鷲尾君はちょっと脱線して日本学術会議の新委員任命拒否の件で「また、直近の菅首相が日本学術会議の新会員候補者6人の任命を拒否した問題では、日本学術会議側を批判している。」(1頁目第15段落)と高橋氏が学術会議の味方をしないのが相当御不満なようです。

                                                                                                 日本学術会議任命拒否 過ちて改めざる、是を過ちと謂う | 海野隆ーひと・まち・くらし・しぜん通信   

                   (出典→https://ameblo.jp/sougousenryaku/entry-12628839204.html) 

 

 ですが誰を任命するかはあくまで首相が判断する事ですし、任命を拒否された面々はと云えば・・・。

                                                                                                政治介入」強権に批判 学術会議、候補任命せず:中日新聞Web

                          (出典→https://www.chunichi.co.jp/article/130308

 

 どう見ても・・・「優れた研究、業績」とは無縁の学者とは名ばかりの政治運動家ですな。こんな連中が今までロクに問題視される事もなく委員に任命されていたのです。拒否は当たり前です。無論共産党とその周辺が騒ぐ「学問の自由の侵害」は完全ないい掛かり!

 

                         土居君、小幡君を脅かすライバル”―

 

 鷲尾君、高橋氏は徹底して腐す半面、高橋氏と共内閣官房参与に任命された熊谷氏については「(前略基本的には財政出動には慎重な姿勢を示している。」(2頁目第1段落)と評価は概ね高いようです。ですがこの熊谷氏、随分と食えない奴のようで・・・。

 「だが、自著の中で政治家の質が低下しているのだとすれば、それは日本人の民度の低下を映す鏡に過ぎない。象徴的な事例は、国民の間に蔓延する消費税引き上げに対する過剰な拒絶反応である。民度を高めること、つまり国民一人一人が見識を持たなければ、日本の財政破綻は回避できないと述べている。

 「新型コロナ禍の真っ最中の8月5日、政府税制調査会首相の諮問機関で熊谷氏は新型コロナという天災のため、責任をなかなか追及することができないので同調圧力が強く、野放図に歳出の拡大圧力、財政の悪化が続くリスクがあるから、財源の調達の機能、とくに消費増税を中核に据えた骨太の議論が必要との発言している。」(2頁目第2・第3段落)

 これはまた・・・土居君(土居丈朗)や小幡君(小幡績)並みに独創的かつユニークな見解ですこと(苦笑)。

 「政治家の質が低下しているのだとすれば、それは日本人の民度の低下を映す鏡に過ぎない。象徴的な事例は、国民の間に蔓延する消費税引き上げに対する過剰な拒絶反応

 なるほど。熊谷君、我が国の政治家がボンクラと小物だらけになったのはそいつらを当選させた我々有権者の責任だ。だが消費増税に反対する事と民度の低下と何の関係があるのか? 日本国の有権者である以上日本の政治における個々の案件に賛成反対を表明するのは当然だろ? もし消費増税に反対するのが問題なら正々堂々と議論すれば良かろう。要するに君は「消費増税に反対するのは所謂“パンとサーカス”、即ちポピュリズム(*そもそも、国民の負担を減らし、国民の懐を潤す事の何が悪いのか?)を招き、国民は怠け者になる!」、そう云いたいのかい?

 

                                                   M.I. on Twitter: "消費税の「逆進性」に関して見逃されている大事なことがある。 格差が無ければ逆進性なんて現われようがない。  格差が軽微なら逆進性は軽微。 格差が甚大なら逆進性が甚大。… "

                (出典→https://twitter.com/ijioverg3/status/1169796103891378178

 

 だがね、消費税は貧乏人だろうと金持ちだろうと一定の税率がかかる現代の人頭税。それに所得が低い人ほど家計に締める食費の割合が高くなる。中学の頃、「エンゲル係数」って君も習っただろ? 庶民の立場からすれば消費に税金と云う名の罰金がかかるだけでも大変なのに更に増税するなんていくら救いようの無いほど卑屈・頽廃の極みにある戦後の日本人だって流石に反発するわい!

 「責任をなかなか追及することができないので同調圧力が強く、野放図に歳出の拡大圧力、財政の悪化が続くリスクがある

 「責任追及が難しい同調圧力が強まる」・・・ウ~ム。イマイチ分からんな。寧ろ逆で「同調圧力が弱まる」ではないか? 熊谷君。 「責任追及が容易で即座に厳しく追及される同調圧力が強まる」の間違いではないか? 責任追及が難しいなら多数派に同調せず、あくまで己の主張する政策を推進したり野心的・冒険的な言動に出る者が少なからず現れる筈だと思うんだがね。

 「もちろん、この新型コロナ禍を乗り切るために本当に必要な財政出動を否定するものではない。だが、効果も見込めない政策や途中でどこかに消えてしまう予算は絶対に無くさなくてはならない。」(2頁目第6段落)

 だったら「効果も見込めない政策」「途中でどこかに消えてしまう予算」とやらを具体的に説明したまえよ。こんな抽象的な文言だけでは読者の中で「とにかく政策を変える事が必要なんだ!」「とにかく予算・歳出を削減するべきなんだ!」と誤解する者が大勢出て来るぞ。最初からそれを狙っているのか? そして最後の段落。

 「安倍政策の継承を掲げて首相に就任した菅首相は、人材の登用も安倍人脈やお友達人事を踏襲し、積極財政と消費増税も継承するのだろうか。安倍前首相の功績と言えば、2度の消費税率引き上げぐらいだ。菅首相も同じ轍を踏むつもりなのか。」(2頁目第7段落)

 「安倍前首相の功績と言えば、2度の消費税率引き上げぐらい」、模範的増税緊縮派の鷲尾君、自己紹介お疲れさん。

 

                                                                                              増税後のGDP「6.3%」減 「景気は緩やかに回復している」根拠はどこにもない | マネーの達人 

                          (出典→https://manetatsu.com/2020/03/241521/

 

 安倍政権下で行われた2度の消費増税(平成262014令和元2019)でGDPは見事に落ち込んだ。消費税をはじめ負担は増える一方。庶民の懐から毟り取ってばっかりなのだから消費はその都度減り、6割を個人消費が占めるGDPは萎む、と。結果は正直ですな。今や“子ども食堂”などに代表されるように飢えに苦しむ国民を大勢生み出しました。このように世界トップクラスの豊かさを誇った我が国を僅か30年で先進国とは名ばかりの惨めな国に貶めた消費税。この憎むべき税制を、それも増税を「功績」と云ってのける鷲尾君に相応しい仇名は「悪魔」以外にあるでしょうか!? ・・・おっと間違えた。悪魔に失礼か。悪魔は恐れられ、嫌われる存在とはいえあくまでも大物。鷲尾君如きと同列にするなぞ馬鹿げております。「悪魔の下っ端」が正しい! 言葉は正確でなければいけませんな! 失敬!

 

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