アタシがnoteで自分のページ(https://note.com/kuniyoshi1968)を開設してから間もなく半月が経とうとしております。毎日1本のペースを目標に記事を書いております。開設当初は「スキ」(いいね!)を押して下さる方は殆ど居ませんでした。何とか多くの読者を掴む方法は無いものかと考えあぐねたアタシはnoteのホームページの目次に「お題」すなわち「募集中のお題・コンテスト」があり、そのページをクリックして開いてみると記事数が特に多い事に気付きました。「ここに掲げられている「お題」で記事を書けば注目されるのでは?」、そう思ったアタシは3月24日、「noteから見えてくる「良さ」」(お題/#noteでよかったこと)を発表したところ一晩で7人のユーザー様が「スキ」を押して下さいました。驚きました。
そもそもアタシは本当にカタい人間で、イマドキの若者らしい所が殆ど何もないまま10代・20代を過ごしました。故・西部邁氏が「国民の道徳」の中で自分の若者時代を「私は精神的に老けていた」と自嘲気味に評しましたがアタシの若者時代はそれ以上だったと断言出来ます。ですが「政治や経済絡みのお題ばかりではいけない」とこの時感じました。そんな時ふと頭に浮かんだのが「ニャロメのおもしろ将棋入門」です。
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ニャロメのおもしろ将棋入門
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この本の[はじめに]の中で赤塚はこう述べています。「たいていの将棋入門書ではルールの解説のあと、すぐ「まず玉の囲い方」をおぼえなさいとあります。
しかし、このぼくの本では、思い切って、その章を、おしまいの方にまわしました。とにかく、失敗してもいいから、コマをどんどん動かして、戦ってみた方が面白いと思ったからです。」(3頁第2・第3段落)
流石は赤塚不二夫御大! “ギャグマンガの神様”の名は伊達じゃない! そうなんですよねえ。赤塚御大の仰るように「とにかく面白い!」ことこそ最も重要なポイントなんですよね。そう云えばまだ売れっ子作家になる前、中々ヒット作が出ないのでトキワ荘の“新漫画党”のリーダー、“テラさん”こと寺田ヒロオに原稿を持って相談に行ったところ「詰め込み過ぎだ」と云われそれが後の「ナマちゃん」をはじめとする数多くのヒット作の誕生に繋がったそうですが(出典:「驚きももの木20世紀」)寺田ヒロオをはじめとするトキワ荘の“新漫画党”は我が国の文化はもとよりあらゆる分野において貴重かつ重要な教訓と遺産を残したと云わざるを得ませんな。アタシ自身も「とにかく面白い!」文章を目指して精進する所存です。まあ、生来の三日坊主故時間が経てばまたカタい文章を書くようになるかもしれませんが(苦笑)。え? そんな事で良いのかって?

これでいいのだ!
*https://note.com/kuniyoshi1968/n/nf71c0ed65bda「危機感の無さを打ち破る“大義名分”」←note主催の「cakes CREATOR CONTEST」出品作です。こちらも是非御覧下さい!
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赤塚不二夫自叙伝 これでいいのだ (文春文庫)
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天才バカボンBOX 1~7(7点7冊セット) (竹書房文庫)
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