ギリギリの息詰まる攻防戦が繰り広げられていたILC(国際リニアコライダー)誘致の件ですが・・・。-https://www.sankei.com/life/news/190307/lif1903070016-n1.html「次世代加速器ILC 誘致検討へ米欧と意見交換 文科省が見解発表」(産経ニュース)ー「東京都内で開催中の素粒子物理学の国際会議で表明した。誘致の意思表示には至らなかったが、計画について真剣に検討する姿勢を各国に示した。」(第2パラグラフ) 最終決定への道はまだまだ険しそうですが何とか首の皮一枚繋がりました。それにしてもプロジェクトひとつ推進するだけでこんなにも骨が折れるとは・・・。つくづくマトモに話を聞いてくれる者すら殆ど居ない中で新幹線と云う我が国の運命を決める巨大プロジェクトを実現させた故・十河信二氏の偉大さが分かります。これと云うのも現今の日本が悪魔のイデオロギー・新自由主義とそれに根ざす緊縮財政が最大の元凶です。緊縮財政から積極財政に転換できればこの種のプロジェクトなんぞいくらでも容易く実現可能ですし、そればかりか低成長・少子化・年金・格差・貧困・・・現今日本のあらゆる問題を解決しあらゆる国民大衆の望みを片っ端から叶えてやることが出来るのに・・・、と溜息を吐いて居ると積極財政実現へのヒントを見つけました。-https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/393436「中国、経済成長と雇用安定へ減税 積極財政で景気刺激」(沖縄タイムス)ー三橋貴明氏や日本経済復活の会(AJER)によって度々指摘されているように中共が経済・財政に関しては驚くほど「マトモ」です。何しろ・・・「中国政府は5日の政府活動報告で、今年は国内総生産GDPに占める財政赤字の比率を18年より0・2ポイント高い2・8%に引き上げ、2兆元約33兆3千億円近い企業に対する減税や社会保障費軽減などを実施すると表明した。」(第2パラグラフ) 中共は財政赤字や「バラマキだ!」などのタワゴトなんぞ嘲笑うかの如く経済発展に邁進し人民(国民)負担をどしどし下げると・・・。チキショー! おいコラ支那人共! ワシら小日本シャオリーベン=チビの日本人の意にも同じ事をしてくれるのなら日本を中華人民共和国日本自治区にしても良・・・いや、やっぱりやめとくわ・・・。 ・・・戯れはこの位にしておきますか。実は、アタシが一番注目したのは記事の内容ではないのです。「沖縄タイムスが報じた」と云う点なのです。沖縄2紙(沖縄タイムス・琉球新報)が中共ベッタリなのは今更云うまでも無いでしょうが中共(御主人様)のやる事なら「減税」「積極財政」「財政赤字の拡大」などの日本ではタブーとされる事柄すら好意的に報じると云う事がこの沖縄タイムスの記事で判明しました。同じように左翼と帰化人の巣窟と化している本土の大メディアも事情は同じだと思われます。これは重要な事実です。我が国では産経新聞とその周辺を除いて最近は多少マシになったとは云え韓国と同様に支那(中国)・沖縄を批判する事は憚られる雰囲気が強いです。特に永田町と地上波テレビは酷いものです。「日中友好)」「軍の命令で集団自決させられた」なる黴の生えたプロパガンダにしがみついています。彼等にとって中共は、支那人は、そして沖縄は絶対の正義であり何が何でも善のかたまりであらねばならない訳です。ですが、裏を返せば「中国は進んでいる! それにひきかえ日本は・・・」とか「中国を見習うべきだ!」とか云われれば彼等も、流石に「即採用!」とはいかないまでも無碍に扱ったりせず真摯に耳を傾ける可能性が高いと云う事を意味します。しかも「犠牲者の島」「米軍基地の75%が集中する」沖縄に住む沖縄人に云われれば説得力は絶大です。骨の髄まで新自由主義緊縮思想に染まった連中の目を覚まさせる事は案外簡単かもしれません。

 最後に、沖縄タイムスよ! 経済・財政に関する限り中共は正しい! 腑抜けと腰抜けとエゴイストだらけのヤマトンチュ本土人の政治屋、財界人、大メディアに向って日本は中共を見習え!と云ってやってくれ!