https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/9637「臨時国会に提出されている水道法改定案 水道民営化を促進する内容」(長周新聞) 安倍移民党(自民党)が性懲りも無く水道と云う我が国が世界に誇るかけがえの無いインフラを外資に売り渡そうとしています。本当に執念深いです。全く・・・消費増税の件もそうですがこの執念深さ、諦めの悪さを何故他の事に使えないのでしょうか? あり得ない話ですが消費増税を阻止すべく党を挙げて悪の権化財務省と徹底抗戦して消費減税、更には消費税廃止を実現させれば自民党は一躍英雄となり、日頃から自民党をナチス、独裁者、対米従属と悪罵を浴びせるマスゴミもこれは流石に自民党への評価を多少は改めざるを得なくなるでしょう。 さて、突然話が変わるようで申し訳ないのですが現在、永田町で「歴史認識」が一番「マトモ」なのはどの政党でしょうか? まあ、何のかんの云っても自民党でしょう(アタシ自身は全くもって不十分だと思いますが)。他の野党で慰安婦や南京事件で支那(中国)や韓国に正々堂々と反撃出来る党は皆無でしょう。では、その「歴史認識」が「マトモ」な自民党は「愛国者」「「保守」政党」を名乗るに値する政党なのかと云えば水道民営化などと云うふざけた動きを見せ付けられれば勿論NOに決まっています。国民生活に欠かすことの出来ない公共性の高いインフラを次から次に民営化と云う形で外人異人共に売り渡し、税や社会保険料はひたすら上げる一方で経済や国民生活への悪影響を危惧する声には碌に耳を傾けず、それどころか痛みに耐えろ」「地方は甘えている、地方は自立すべき!」「外国人労働者は本当に良く働く。それに引き換え日本の若者はだらしない!だいたい日本の若者は仕事を選り好みし過ぎなんだ!我々の若い頃は・・・以下略と居丈高に叱りつけ、タワケにするばかり・・・。ですが、日本共産党を始めとする左翼勢力が冷戦崩壊後もしぶとく生き残っている理由がここにあります。沖縄を見れば分かるというものです。沖縄の祖国復帰運動瀬長亀次郎率いる沖縄人民党(復帰後、日本共産党に組織的に合流)など左翼勢力の主導で進められました。そして何より沖縄人の広範な支持を獲得しました。何故沖縄人は「アカ」である筈の瀬長を、人民党を支持したのか?沖縄人は「沖縄は朝鮮に似ている」(高山正之氏)と云う言葉がありますが北朝鮮は云うに及ばず左翼勢力に忽ち乗っ取られた韓国のように元々左翼思想に親和的な民だったのか? 違います!保守勢力が余りにもだらしなかった為に結果的に左翼勢力が愛国主義者を演じざるを得なかったからなのです! そもそも戦時中に鉄の暴風と云われるほど米国に対して驚くほど頑強に戦ったことから分かるように強烈なナショナリズムが存在する土地柄だった沖縄が「アカ」などと云う思想を、連中をおいそれと受け入れる筈がありませんから。 そして、この事は沖縄ばかりでなく本土でも当て嵌まるのです。本土の「保守」勢力は沖縄のそれに負けず劣らずだらしないです。情けないです。そして、「しんぶん赤旗」を覗いて見ると経済・財政・社会保障・公共サービスと云った分野を中心に「愛国的」な主張・提言・指摘が想像以上に多く見られます。 こう云うと「いやいや、外国人参政権を推進しているじゃないか!」と返されそうですが外国人絡みの問題でも共産党などの左翼陣営で「マトモ」な言論は結構多いです(例えば10月19日付けのしんぶん赤旗「外国人労働者受け入れ拡大/国民的議論が必要/共産党国会議員団、労組と懇談」)。このまま「保守」陣営が自らのあり方を根本的に見直し、改善しなければ嘗ての沖縄のように「保守」的言論や「愛国主義者」のポジションを左翼陣営に悉く乗っ取られてしまうかもしれません。

 最後に、「「保守派諸君!今からでも遅くは無い!水道民営化に代表される構造改革・新自由主義路線を全力を挙げて粉砕せよ!歴史認識や国防で点数を稼げば保守・愛国派として一生安泰だと思ったら大間違いだ!庶民を舐めるな!