「暗闇にこそ光あれ Ⅱ」 9筆者作「ローマの窓々」F20 油彩 旅の終わり、ローマのホテルの我が部屋に粗末だが広いテラスがついていた。眼前は何でもない只の住宅。観光用でない市民の生活がそのまま見えた。遠方には、ウフィミチ空港か、せわしなく離発する夜行便の灯り。明日はあそこから帰るのか!惜別の情に窓灯りが沁みる。