Ψ筆者作「雨のノートルダム」 F5 油彩 

 画題は、高村光太郎の詩「雨に打たれるカテドラル」に寄せてつけた。この絵描いたほぼ直後、ノートルダム寺院は火災に遭い、尖塔と屋根が焼け落ちた。屋根が木造だったことも驚きだったが、屋上のパリの街を見下ろしている怪物だか妖怪だかがどうなったかも気になった。つまりこれは、焼ける前のノートルダムである。5号という特寸サイズのキャンバスに描いた。