ψ 筆者作 「地下鉄の駅ホーム1 」F50 油彩
実際の風景を絵にし、描かれた風景からもう一度それをイメージで展開させる、これはもう一つの絵を描く楽しみであるばかりでなく、その深度の如何が自分にとっての作品の出来不出来に関わると言っても良いだろう。「誰もいないホームの果てにポッカリ開いた黒い穴。その向こうには果てしない闇が広がり、次の駅はもうこの世ではない。ここは異次元世界の入口、色のついた広告だけが現世との境目であることを告げる…」てな具合に。
ψ 筆者作 「地下鉄の駅ホーム1 」F50 油彩