Ψ 筆者作「光る森」 F40 油彩
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  時にただ美しいだけでなく、「描けるもんなら描いてみろ」というような攻撃的な風景に出逢うことがある。渦巻き状に広がる、パースペクティヴが超複雑な棚田がそうだった。そういう風景は、人物を配し物語性に逃げることもできないし、ある種の造形的作為も介在の余地はない。自然と互いに引けない一対一の勝負となる。「制圧」した時の喜びは大きいが、勝負である以上負けることもある。