イメージ 1
 Ψ 筆者作 「青いバラ」二点     F0 油彩
 今年も巷に「青いバラ」(青い電飾のこと)が咲く季節が来た。その頃「緑の風景」と青バラをテーマにした個展を行う。透明の話をしたが、青いバラの透明化に苦労している。
 
 因んで以下の記事を再掲。
 
「百万本のバラ」に関し≪先ずこれは実話である。主人公の画家はニコ・プリスマニと言う、後に名を残すこととなる画家である。女優はマルガリータと言う旅回りの一座の女優でフランス人。朝日新聞の特集記事によると、プリスマニの死後、彼女を描いた絵の前で涙を流す老女がいて、それがかのマルガリータ。「あなたのことが好きだったらしい」と告げられると「言ってくれればよかったのに」と言ったとか。遅いんだよ!
 プリスマニは、本当に彼の店舗兼居宅の彼の家を売り払い、赤いバラを買占め彼女が泊まっている宿の前に敷き詰めたが、この恋は実ることなく彼女は旅立ってしまう。
 「惚れたはれた、やったやらない」の「動物的恋愛」のご時勢からして信じられない「純愛」であるが、「自分的」には今の時代こういうものにこそ…と言う、「無法松」の富島松五郎的性格がある。実は私の絵もそうなんだが…。(プッ!)≫