出版記念併設展示1 準備万端整った。おそらくこれだけの資料を展示した例は美術館でもなかっただろう。「佐伯評伝」の多さ、その人気は本邦洋画家の群を抜いていることも改めて確認した。佐伯に次ぐ二位は?…青木繁か中村彝か?その十数倍はあるだろう。手前味噌ついでに言えば佐伯の手製キャンバスの工程展示、模写は、美術館の学芸員では無理であろう。いろいろ条件がそろったことも幸いした。 やるだけのことはやった。こうなると誰が見に来ようが来まいが悔いはない。それにしてもこれだけ集めたエネルギー、いや、参った!