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Ψ出品者 藤島清平作「エジプトの太陽」油彩・金箔 F120

 創造集団「国立国」の生演奏を得て、「絵画と音楽のコラボレーション」と言う画期的なオープニング・パーティーにより幕を開けた第一回展も24日(月・祝)無事終了した。
 年末の忙しいシーズンやクリスマスと言う「国民的行事」とも重なりそれが吉凶いずれとなりやの不安もあったが、芳名録記帳者250余名、(拙個展より80名の増)非記帳者や延数を加えると、その倍はあったと思われる。
 出品点数は出品者9名計で85余点、9人9様、クラシック志向の写実傾向から、洗練された造形主義的絵画、シリアスなテーマを追求したもの、奔放な自由絵画、豊かな色彩派までバラエティーに富んだものとなった。また販売を意図したものではなかったが若干の販売実績も得た。
 特に個々の出品者ごとの人脈や関係する絵画グループ及び各種協力スタッフ等が横断的にコミニュケーションを持ち、将来へ向かっての質的・人的広がの可能性を残したことはグループ展ならではの意義と言えよう。
 一方「武蔵野を新たな文化圏に」という会の当初のコンセプトの実現のためには会のいっそうの質的・量的「底上げ」を目指すのは必然のことであり、今後そう言う方面での努力も必要と思われる。またそうなればそれに伴なう、展示会そのものへの運営・管理等について合理化を計るべき問題点も今後出てきそうだ。
 いずれにしろ当第一回展は期待通り成功裏に終わったと総括できるだろう。

≪出品者の声≫
「なかなかの景観。すっかりまとまった。ただの美術展ではない。感動という言葉を使うなら今だろう!」

「…お世話様でした。その他の出品者の方々にもお礼を申し上げます。
そして短期間に立ち上げた武蔵野バルビゾン会の旗揚げである第1回展が成功を収めたことをみなさんと共に喜びます。
だがそのような成功は昨日で終わりました。おそらくは会員は増えるであろうし、次回には今回よりもお互いに前進した作品へと取り組んでゆかねばなりません。その一歩は今日から始まります。」

「私にとって思いもかけない嬉しいことだらけの、とても楽しく充実した10日間でした。…中略…兎に角、何とか最後まで無事にのりこえられれば思って始まった展覧会も、こうして終わってしまうと何だかちょっと寂しいです。
でも、明日、作品が戻ってきたら、早速、荷解きをし、今回、得た経験を活かして、新たな作品の準備に取り掛かろうと思っています。
時間を割いてご来場くださったみなさま、応援してくださったみなさま、そして執行部のみなさま、この度は、本当にありがとうございました。」