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Ψ筆者作「起源」F8油彩(習作)

「ソラリスの海」とは、タルコフスキー監督の映画「惑星ソラリス」に出てくる、人のイマジネーションを具現化する機能を有する海の事。絵画もイマジネーションを具現化するもの。画家自身がソラリスの海なのだ。だから当ブログもそれに「青」をつけた題とした。
 ラストシーンの池の中でゆれる水藻、家の中に降る雨(実際は海の水)、北方ヨーロッパの清冽で涼冷な大気を思わせる、土の匂いのする森と湖の中にある家。近寄ってくる犬、懐かしい人、全部イマジネーションが生みだしたもの。印象深いBGMと供にノスタルジックな雰囲気漂う。

 私の風景画のテーマは≪リアリズム≫をベースとして≪イマジネーション≫により、≪ノスタルジック≫な世界を築く事!どこまでできるかな-ぁ!?!?