皆さん! ガチこんばんはようにちはンバーグ! ←前回から「ガチあいさつ」がお気に入りに  ^^) 

 

CDを買い過ぎて破産状態のギタリスト「ジョン ”ガチバーグ” ファノン」でございます。<(_ _)> 

 

 

 

最近、このブログの年齢別閲覧者の詳細情報を初めて見ました。40歳~60歳代の方々が多く閲覧されていて、70歳代以上と20歳~30歳代の方々は少ない事がわかりました。

 

ある程度は想定内でしたが、意外にも10歳代の方が少しいる事にちょっとビックリ。勿論多くはないですが、「若い人には殆ど見られていないだろう」と思っていたので。20歳~30歳代はもう少しいて、10代は皆無かと思っていました。

 

自分が思ったよりは、年齢層の幅はあったような気はします。捉え方次第でしょうが、本当にありがとうございます。<(_ _)> 

 

若い人にもいい音楽を知って欲しいですね。中には洋楽の魅力に驚く人もいると思いますよ。英米などの洋楽は今や若い子に取って、日本ではやや距離があるように思いますが、昔は一般の人々が洋楽ファンでなくても普通に聴いていましたからね。

 

名曲が多かった。これが断絶してしまっては勿体無い。と思うのです。受け継がれて欲しい。

 

 

 

 

では、前回に引き続き「ハード・ポップの名曲特集」の第二弾でございます。

 

ちょっと前回の出だし3曲はややハード系から入りましたので、今回はやや穏やかポップス色が入った系も多めに行かさせて頂きます。いわゆるパワーポップ系、AOR系など。

 

 

やはり1970年代はスゴイ!(1980年代前半も含む)

 

ときめきワクワク系ハードポップの名曲5連発をどうぞ! 

(迷惑系ユーチューバーではない。苦笑)

 

 

★ Where Have You Been All My Life / Fotomaker

ハードロック的な要素はなく、やや元気で明るく親しみやすく哀愁漂うポップ・ロックという感じ。今で言うとパワーポップなるジャンルに入るのかな? 確かに明るくシンプルなポップ・ロックなので、チープ・トリック、ナック…… 系に入れられてる感も。個人的には味わい深さもある点がちょっと違うと思うけど。

 

このアルバムは確か兄がレコードをレンタルレコード店か知人から借りて録音したテープを聴いたのがきっかけかと記憶。すぐにハマりましたね。「ロックって、有名どころじゃなくても良いものが沢山あるんだ!」と幸か不幸か小学生で気づいてしまったんですね(不幸な事はない)。禁断のロック地獄人生の始まり。(笑)

 

ラズベリーズ(エリック・カルメン関連)と元ラスカルズのメンバーが集まったバンド。とにかくセンスがある。このアルバムとこの曲は昔から大好きで、今でもレコードを持ってます。何度も歌いましたね。(結構音域高くてキツイが)

 

地味扱いされているバンドのようにも感じますが、このアルバムは最高ですよ!私は傑作名盤だと思います。歌もいいし、演奏フィーリングもいいし、曲もいい。最高です。こういう「ときめき感」のある曲って有りそうで中々ないんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

★ Lose My Heart / Bob Welch

ボブ・ウェルチは才能ある作曲家ですね。ソロ1st と 2nd は、捨て曲なしのいい曲だらけ。やはり2枚とも未だにレコードを所有してます。前回のご紹介曲は2ndからでしたが、今回は超有名盤の1stアルバムから。

 

当時、「悲しみの女」は透明感のあるポップスとして「なんていい曲なんだろうか!」と気に入っていたけど、アルバムを聴いたら他曲も好きな曲だらけでビックリ。

 

特にポップ・アルバムなのに同じメロディーがアルバム内で3回出てきて、プログレのコンセプト・アルバムみたいになっていて統一感があり、アルバム全体の価値を高めている。本人登場のフレンチキッスジャケは好き嫌いに賛否あるかもですが、ジャケの色彩感覚というか、色合いが凄くキレイで特にレコードは所有満足度が高い。

 

で、この曲は「悲しみの女」と並んでウェルチで最も好きな曲のひとつ。この心地よいオーバー・ドライヴ・サウンドのギターとキャッチーな歌メロがパーフェクトに噛み合う様は下記の紹介曲などと共通する独特のワクワク感(空気感)がある。

 

やはり、1970年代半ば〜80年代前半までのポップロック全盛期の雰囲気。それはどんな要素なのか?


整合性がありキャッチーだが、音処理も加工され過ぎてなく、いらない装飾音もない。必然性のあるパートアンサンブルで埋め尽くされ、ストレートで生き生きしたフィーリング(人間臭さ)が強いという。無駄が一切ないんですよね、最高です。

 

 

 

 

 

 

 

★ Sweet Body / Airplay

 AORのバイブルか、はたまた金字塔か。全てのAORファンに支持されていると言える伝説の超人気アルバム。何度もリマスター再発されてます。(その都度売っては買うバカもここに(笑))

 

それもそのはず、スティーブ・ルカサーの師匠(?)兄貴分的な存在のレジェンド・ギタリスト(プロデューサー)であるジェイ・グレイドンと世界トップのプロデューサーであるデビッド・フォスターが組み、この二人の良い面が凝縮されたアルバムですから。アルバム中、全曲名曲と言ってもよいハイクオリティ。これ以上質の高いロマンティック・ハードは存在しないレベルです。

 

アースウィンド&ファイアー好きならあの曲。シカゴ好きならその曲。爽やかポップス好きはあの曲…といったように、あらゆるポップスAORファンを満足させながらもノリの良いハードポップ曲もありーので、贅沢三昧なアルバム。この2人しか出来ないでしょうね。

 

私は、この曲、下記曲、感動のバラード曲、イングランド・ダン&ジョン・フォード・コリーのような爽やかな曲 の4曲がめちゃくちゃ好きで、もう何回聴いて来たがわかりません。

 

王道でありながらマニアックリスナーも唸らせる。ベタ褒めしてますが褒めても褒めても褒めきれない。前回ご紹介の Sheila もモロにこの人達の影響を受けています。言わずもがなTOTOのメンバーも。

 

 

 

 

 

 

 

★ Love Is Like Oxygen / Sweet

イギリスに行きまーす。このバンド好きなんですよね。元々はグラムロックで途中からハード・ポップ色を強めたバンド。メジャー・有名なバンドです。

 

ヒットメーカーで有名なマイク・チャップマンとニッキー・チン(70年代のチャートを追っている人には、チン&チャップマンとして有名)が作詞作曲した「Funny Funny」が全英13位、「Co-Co」は全英2位、全米でも99位にランクイン。「リトル・ウィリー」全英4位、全米3位、「ブロック・バスター」全英1位、全米73位、「ボールルーム・ブリッツ」全英2位、全米5位などヒット曲多数。超有名バンドです。

 

しかし、この時期のグラム・ポップ・ロックは私の好みには合わずでした。 その後スウィートは、チン&チャップマンの委託曲から離れ、自分らのやりたい音楽性であるハード・ポップ路線へ。

 

「Give Us A Wink」というアルバムは、ハードポップの名盤として高く評価されています。これがやたらに個性的でカッコ良くクオリティが高くなったと感じた。日本でも人気のあるバンド。ハード・ポップ期もヒットしており、成功したバンドと言える。

 

この曲は、また違うアルバムからのシングルで、1978年に全英で9位とウィキに書いてありましたが、確か米ビルボードでもヒットしていたと思います(うろ覚え)。小学生の頃、ラジオではよく聴いていました。こういう馴染みやすいギターリフって大好きですね。

 

イエス「ロンリー・ハート」TOTO「ホールドザライン」トレヴァー・ラビンの初期とか、今回で言えば、Wild Horses 「Street Girl」Bob Welch 「Lose My Heart 」 The Babys の 「Love Don't Prove I'm Right」 … このような親しみやすく歪んだ音(心地よいオーバー・ドライヴ・サウンド)のギターリフに絡むキャッチーな歌メロディ。こういう曲は当時アイデアが出尽くしたのか? 1980年代中後半位からは聴かれなくなったと感じ自分的には寂しい感じでした。

 

このテイクは、プログレ風味にしたかったのか?アルバムのロングヴァージョンですが、途中退屈な展開もあり、やや冗長な感じも。シングルヴァージョンが聴きやすいのですが、音質の良いシングルヴァージョン動画がなかったのでこの動画を選択しました。中間退屈な箇所は飛ばしながら聴かれても曲の良さは十分感じ取れるかと。

 

 

 

 

 

 

 

★ Street Girl / Wild Horses

いやー、この曲含め上記5曲はホント大大大大好きで、もう何回聴いて来たか?凄いリピート数でホントのへヴィ・ローテーション。この感じはもう自分の中に染み込んでいて、大学時のバンドでヴォーカルに「お前のギターソロは甘辛(アマカラ)だな」と表現してくれたのもこういう曲ばかり好んで聴いて来た影響が実際のギタープレイに反映していたと思います。

 

この曲はどこか上記ボブ・ウェルチの世界観と共通するものを感じるのは私だけでしょうか? 甘辛の音楽性=ギターは歪んだハード・ロック・バンドが用いるリフを使いながらもリフもわかりやすく、歌メロはポップでキャッチー。甘いと思ったら厳しく締まりもある側面も垣間見えるバランス感覚。(演奏もミキシングも)

 

このバンドはハード・ロック・バンドですが、曲はポップな側面を持った曲もあってお茶目なニュアンスも感じ、物凄い好きなバンド。ギタリストのブライアン・ロバートソンシンリジィにもいました。私が最も尊敬するギタリストの1人です。ベースはレインボウにいたジミー・ベイン。ハードロック好きにはよく知られているバンド。

 

このアルバムのプロデュースはトレヴァー・ラビン。類は友を呼ぶですね。ハイセンス音楽性に共通点を感じる。

 

 

 

 

 

 

 

★ Love Don't Prove I'm Right / The Babys

ヴォーカルのジョン・ウェイトは洋楽好き、ロック好きには有名で高評価されているヴォーカリストですね。声が凄くいいし歌が上手いですからね、貴重なヴォーカリスト。彼が、クリムゾン「クリムゾンキングの宮殿」フォリナーでも活躍したイアン・マクドナルドのソロアルバムにも参加したのは嬉しかった。

 

バッド・イングリッシュやソロでも活躍していましたが、私はベイビーズでの彼が一番好きですね。良い曲が多いし、ほんの少しプログレ掛かっていて尚且つポップでメロディアスな曲に彼のヴォーカル・スタイルがよく似合うと思うからです。

 

この曲は当時にハマりました。確かギターでもコピーしたんじゃないかな?(うろ覚え)ベイビーズは、2ndと3rdアルバムが最も好きですが、ジャーニー加入前ジョナサン・ケイン(キーボーディスト)参加時のアルバムもなかなか良いと思います。Head First」という曲もハード・ポップの名曲でメチャカッコイイ曲ですが、曲数の関係で今回は掲載断念。ベイビーズはシングル・ヒット曲もあるし名曲が多い。

 

上記の曲と同様に、70年代特有のビンテージ的心地良いギターのオーバー・ドライヴ・サウンドに「キャッチーな歌メロ」という共通点を感じます。ホントいいギター音。この手の70年代「心地良いギターのオーバー・ドライヴ・サウンド」は、CDよりもレコードで聴くと「厚みと温かさ」「キレの良さ」まで感じて最高に良い音がするんですよね。(再現能力の高いステレオコンポも必要)

 

そして、今回のビンテージ的心地良いギターのオーバー・ドライヴ・サウンドに「キャッチーな歌メロ」という音楽性の曲陣のギターは、全員(?)レスポールというのも面白い。確かにハムバッキング・ピックアップにオーバー・ドライヴであのような厚く伸びやかで豊かなサウンドになると言える。

 

* 間違えていた動画をタイトル曲通りに差し替え致しました。<(_ _)>

 

 

 

 

 

 

ワクワク5連発はここまでですが、次の曲も躍動感がスゴイ!

 

 

★ Stranded / Airplay

エアプレイ再登場。絵に描いたような TOTO 系のAOR的ロマンティック・ハード・ポップの超名曲。前回ご紹介のSheilaのアルバムにもこの曲のカヴァーが入っています。

 

今風な言い方で言うならレジェンド神曲ですね。 ^^)  ヴォーカルのトミー・ファンダーバークが歌う他のバンドのアルバムも聴いた事がありますが、やっぱりエアプレイの楽曲は格が違うという感じ。この優秀なヴォーカリストの良さもエアプレイの曲でこそ良さが光ると感じる。

 

無気力な若者にも聴いて欲しい。元気が出るのでは? 余計なお世話か…(^_^;)

 

 

 

 

 

 

以下 バラード系が続きます。

 

★ I Don't Want To Want You Anymore / Prism

さて、雰囲気を変えて、今回も秀逸なバラード曲が多い名ハード・ポップ・バンドのプリズムの超名曲を。サバイバーナイト・レンジャーなどを聴かれるバラード好きな方は、これもイケるかと。(?)有名かどうかの違いだけでクオリティは同レベルかと。前回と違うアルバムからです。アルバム「ビート・ストリート」からだったかな? かなって… (調べ直すの忙しくて…汗)

 

このさりげない哀愁がいいんですよね。ベタ過ぎないというか。サッパリ感と叙情的な要素が同居している感覚。渇いたサウンドのあっさりパワーポップよりは哀愁があるけど、バリー・マニロウまでは行かない。(あっさりパワーポップもバリー・マニロウもそれはそれで勿論良いですが)

 

 

 

 

 

 

 

 

★ Fool for Your Love / Charlie

前回に引き続き今回もチャーリーの名曲を。この曲は前回ご紹介の「Please Let Me Know」と同じく、チャーリーで最も好きな曲。個人的には styx 「ベスト・オブ・タイム」のようなマインドを感じます。(曲そのものが似ているのではなく、あくまでもマインドです)いい曲です。

 

この日常の風景がどこか映画の1シーンにも感じ絵になるような空気感は何なんでしょうかね。こういう楽曲を青春映画に採用したら映画の雰囲気は上がると思うなあ。そういう物わかりの良い監督いないかなあ? ^^)  こういう名曲は、CD探しをしていても滅多に見つからない。

 

 

 

 

 

 

 

★ All There In Her Eyes / Fotomaker

この曲も子供の頃からバカみたいに聴いて来ましたね。この曲を聴くとまずは落ち着く。いい意味で。で、さりげない感動が…

 

後半のフルートがメチャ好きで、この曲のフルートパートを演奏したいがためにフルートでも始めようかな?と、ふと思った事もあるくらいこのフルートソロが好きですね。結局、手をつけていませんが。プログレでもないロックでこんな美しいフルートソロありますか?

 

ギターソロも的を射ていてこういうソロ好きなんですよね。曲に物凄くフィットしているソロフレーズ。こういうさりげない曲の間奏のギターソロに、本当のそのギタリストの実力やセンスがあらわになると思いますね。←また本当の事を言ってしまうがための辛口コメになってしまったか?( ;∀;) ←使い方おかしい? 

 

 

 

 

 

 

 

★ Just Between You and Me / April Wine

前回に引き続き、これまた名手エイプリル・ワインの名バラード。いい曲だなあ。こういう音楽は時代も関係なく普遍性価値が高いと感じる。時代を超越している。

 

このバンドの人間味の強さというか甘辛度の高い絶妙な感覚は最高です。AIから最も離れたアーティストではないか?(笑)ハードな曲はやたら切れ味鋭くハード・ドライヴィング・ロック。 バラードはバラードで優しさが溢れている。いいヴォーカルですよねえ。個性的で味がある。昨今のメロハーの平凡さが耐えがたい… ←あまり言うな。

 

そう、このバンドの魅力は手作り感が強く人間味の強いハードロック、ハードポップ、バラード。なので、平凡なスリーコードの「Wanna Rock」なんて曲は、物凄いストレートで、こういう系統の曲は本来自分はあまり好きではないんですが、彼らが演奏するとスゴイ魅力的でノッテしまう。普通のロックンロールをこんな魅力的に演奏するバンドは滅多にない。「Crash And Burn」という曲もやたらシンプルなハードロックですが、メチャカッコイイ。この辺の話は永遠と続くのでこの辺で。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

★ Don't Say Goodnite To Rock And Roll / WRABIT

今回も登場、カナダの一流ハードポップバンド。アメリカ同様にカナダもハードポップバンドの層が厚いですね。特に良曲の多い1stアルバムから。前半はボストンか?オリオン・ザ・ハンターか?という雰囲気ですが、サビが思いっ切りラビットしてます。

 

演奏の切れもいいですね。ヴォーカルもいいし、いい曲です。こういう大陸的なスケールの大きな曲を聴くと、どこか心も大らかになった気分で爽快感が味わえる。ギターソロもよく聴いて欲しいですね。ソロ後半なんてナイト・レンジャーばりのスリリングさ。簡単には弾けないハイテク。

 

*今改めて聴いたら、古いテープが起こすような音ゆれがある事に気付いた。マスターが原因で既にCDの音がゆれてるのか?CDからDATやテープに録音した音がゆれてるのか?または、レコードから録ったならレコードプレーヤーに問題があるのか?わかりませんが、他の動画もチェックして調べてみます。(差し替え検討も) もし、CD音が既に音ゆれになっているなら、レコードしかまともに聴けない事になる。(レコード自体には音ゆれはなかったはず)

 

 

 

 

 

最後はミディアムテンポの名曲!

 

 

★  I Need You / Billy Squier

好きなんですよねこの曲。ワイルドさとキャッチーさが同居した感じは、サミー・ヘイガ―系か? いやもう少しポップかな。孤高のギタリスト&ヴォーカリストのイメージがあるハイセンス・ロック人。

 

確かちょっとヒットしてましたね、この人、割とメジャー系で有名かと。パイパーというバンドもやって来ていて、そちらもなかなか好きです。他に大好きなバラードもあるのでまた別の機会に。

 

クイーンみたいなシングル曲もあり、硬派なロック好きが好むようなフィーリングもあると思いますが、ポップロック好きな多くの人々にも受け入られる要素を持った音楽性かと。(でないとヒットしないし)

 

 

 

 

 

 

こりゃまた長く続いてしまいそうな気配… ←気配ってお前のさじ加減1つだろ?(笑) 

 

いやあ、この特集、気軽に初めてしまいましたが、好きな曲が半端なく多く、ハードポップ底なし地獄に‥爆 (それでも聴いて来た膨大な曲数の中では割合的には少ないですが。無数のハズレも経験している) 

 

 

 

 

またお楽しみに―! ヽ(^。^)ノ