皆さん、ばんこちおはこんようございます!←「おはこん」とはオワコンではありません。って、「おはこん」だけ抜き出して突っ込む方が難しいわ!! 失礼しました。<(_ _)> ブログノリ突っ込みの多い「ジョン”ブロノリ”ファノン」でございます。 ^^) 

 

今年はいよいよ松本いよ、音楽活動を本格化しようと思います。いつまでものらりくらりしていると、そのうち寿命が来て老衰になってしまうからです。(最後は老衰なんかい!)大変失礼致しました。<(_ _)>

 

 

 

さて、前回は、ファノンブログでは珍しく超有名曲が多かったのですが、今回は知名度的にはマイナーなものが多いかも。しかし極上の音楽です。極上女性ヴォーカル物最終回の「完」でございます。

 

極上の音楽なんてそう沢山あるものじゃあない?いやあるんですよ。沢山聴けば。しかし、このような極上音楽に出会えるのは割合的には低いです。どれだけ多く聴いてきた事か…  このような素晴らしい音楽を知らないで人生を終えるなんて「井の中の蛙大海を知らず」状態ではないか?と思いながらも、レコードCD買い過ぎの現実経済問題も…(^^;  これも1つの生き方か…  ^^) 

 

 

「希少度、貴重度、発掘モノ大当たり」部門では、プログレ特集史上ナンバーワンか?これは紹介したくないようなしたいような。個人的には自分の秘密の宝箱を大公開!みたいな…貴重度なんです。 ホントこれは自分に取っては大事な大事な音楽なんです。

 

自分の心の内側を暴露されるみたいな恥ずかしさも… だから何なんだっちゅーの、だっちゅーの ってどうした。 ^^) 

 

 

マイナーなのに極上音楽! 2流臭さはありません。これぞアーティスト!

※ ただし、「マイナーかと思っていたら実は本国では凄く売れていた」なんて例も過去にはありましたので、その辺はご容赦下さい。セシル・コルベルみたいにいきなりジブリの映画音楽主題歌に取り上げられたとか…そういうのも

 

あっさり感の中に深さと味があるという絶妙な女性ヴォーカル物。癒し系のほのぼの感がありながらも、しっとり感や奥深さがあるような物凄い音楽的な音楽。この表現は難しい…

 

 詩的要素やメッセージ性の強いものというよりも、音楽のアンサンブル、音色、メロディー、雰囲気などで独自の世界観を構築しており、ムードを重視していながらもアンビエント的流れる感じではなく、しっかりとした構成力もある。

 

 

 

 

透明感と深さや爽やかさも兼ね備えた心地の良い曲3連発!

 

 

★ The Essence / Anna Halldorsdottir

アイスランド出身のSSW、フォーク・ポップ、2010年作。という表面上の紹介とは想像もつかないほど、独自のイマジネーション世界観で素晴らしく個性的でいてプログレ的な芸術作品。

アルバム聴き始め1曲目から3~4曲目まで聴くと、アレ?普通のポップスで平凡かな?と思ってさらに聴き続けていると途中からやけに深い世界観に引き込まれる。


毒もなく一聴すると普通っぽいのですが、聴いて行くうちにこの人の持つ魅力的な内面性というのか、ドンドンこの人特有の空気感に支配されていく。ジャケも凄く綺麗で、ラジオ視聴やダウンロード等と違い、CD所有の満足感が大きいです。

 

音楽的クオリティが高いのと、音作りやアンサンブル空気感がスゴい極上のヘヴンリィです。滅多にない系のハイ・クオリティアルバムです。個性的・独自性が高いのですが、意外と万人にお勧め。誰が聴いても美しい音楽だと感じると思います。派手さはありませんが、フロイドやアンビ音響系のようなインスト曲もあります。いわゆるアーティストですね。極上美。

 

 

 

 

 

 

 

★ Enjoy Not Endure / Yvonne Lyon

「スコットランドのミュージシャンで、主にルーツ・ロックやフォーク・ロックの要素を取り入れたアコースティックなフォーク・ミュージック・サウンドを演奏。彼女は 1997 年から 2000 年までグラスゴーを拠点とするバンド、ランドのメンバーでした」と、ウィキに紹介されていました。

 

上記曲と並んで透明感のある極上女性ヴォーカル物。この透明感はスゴイ! なんて清々しいのだろう。毒ッ気とは無縁の純粋に美しく静寂と美を表現したような音楽。超真名曲!

 

私が好きなタイプなので、極々自然体でわざとらしさや誇張がない。それでいて純度が高い。初めから意図的にマーケット的に純音楽を誇張しているのではなく、もうこの人の生き方そのものが物凄く自然体なのではないか?と思わせる程の純粋さと透明感。心に沁みる。

 

素朴で輝く音楽。素晴らしい! 上記アルバムと並び傑作名盤扱いでCD棚に収まっていて、死んでも売らないアイテム。←死んだら売るしかないだろ…(^^;  

 

 

 

 

 

 

 

 

★ Freedom's Price / December's End

どこか英国フォーク的な雰囲気も漂わせるアメリカのバンドです。確かにアレンジやさっぱりした空気感はアメリカ。しかし、同時に深さや味も感じる辺りが英国的でもある。ジャケがもう1970年代の英フォークしてるし。笑 でも、意外と最近のバンドです。 意外と有りそうでない米英のミックス的雰囲気。

 

勝手な想像ですが、お爺ちゃんお婆ちゃんは英国人で自分らはアメリカで生まれ育ったみたいなイメージ。笑 そのパターンは、ポップスで有名な「アメリカ」というバンド的か? 明らかに英国と米国の音楽のニュアンスには相違点がありますからね。似て非なるモノみたいな。それが今回は両者に近いという。

 

この曲大好きです。私は上記2曲と並んで、この3枚のCDは女性ヴォーカル物最高峰として一緒にCD棚にしまってあります。この手のベスト3みたいな感じで。清々しくしくもしみじみする感動。心に響く。

 

 

 

 

 

 

旅の音楽3連発!

旅のお供に極上ユーロ曲をどうぞ!

 

★ Blanc Mercredi / Caracol 

ちょっとネット上で、このアーティストの情報が探せませんでした。汗 このアルバムは恐らくは10年以上前に買ったもので、初めて聴いた当初からの超愛聴曲で、カーステでハードローテーションでした。

 

雰囲気は上記の3曲とちょっと違って、プログレ的というよりも「旅に行きたくなるような気ままな自由さ」を感じる曲。以前に「旅をイメージさせる曲」「旅に出た時に聴きたい曲」の特集を組もうかな?と考えた時の第一候補でした。凄く好きな曲で一緒に歌いたくなる度MAX。

 

なんていい曲なんだろうか。極上曲が続きますが、今回は特にいい曲過ぎの曲が多くて怖いレベル。「あ~、ついに教えちゃった~」みたいな感も正直あります。←自分だけいい思いをするのは…と思い、思い切って公開させて頂きました。いい音楽知ってるなーオレ、みたいな独り占め状態をやや緩和。←緩和って… (^^

 

 

 

 

 

 

 

★ Anima dolce liquida / Roberta Di Lorenzo

今度はイタリア。ギター、ピアノ、オペラ歌唱を学んだ後に音楽活動へ。確かに聴いてすぐにアカデミックな本格派とわかりますね。しかし、そういう声楽や音楽学校云々が鼻につく事はなく、極開放的で知的で自由で美しく、心地の良い自然体の音楽だと私は感じます。

 

イタリアらしく欧州らしい美意識を感じる。綺麗な印象派の絵画を見ながらもひとりで物思いにふける贅沢さというのか。

 

素晴らしい!この曲も上記の Caracol と並んでカーステのハードローテーションでした。Caracol 曲同様に「旅に出た時に聴きたい曲」の特集に入れたい候補曲でした。今はその企画をやるつもりがないので、今回のご紹介となりました。

 

 

 

 

 

 

 

★ Felicità apparente / Roberta Di Lorenzo

上記同アルバムから。これまた大大大好きな曲。いい曲ですねー!! たまにコレがあるからCD収集がやめられない。大傑作曲!

 

こんないい音楽がこの世の中にあるんですね。FMで流れて来る音楽が自分に取ってはかなり不快なものが…

 

この心地よさはなんでしょう。個性は強いがアクはない。透明感とイマジネーションと人間味。これまた旅に出た時に極上の気分が味わえそう。もう何も言う事がない。100点です。こんないい音楽が、日本では聴かれていない事が異常だと感じる程です。自分基準では。で、紅白でしょ…それはやめときましょう。

 

 

 

 

 

 

 

★ Sleep / Snowapple

さて、また雰囲気がガラっと変わります。美しく純度が高いという点は同じですが。うーん、これもマイナーなのか?情報がつかめません。どこで買ったのかなあ?ガーデンシェッドかなあ?

 

確かにプログレ的イマジネーションもありますが、女性コーラス・ポップ・グループとして聴いても行けると思います。ただ、この曲は極上に感じますが、上記4アーティストに比べると、アルバム中他の曲はあまり趣味に合わない感はあります。でもこの曲は大好きですね。

 

リアリティがあり冷静でいながら不思議な感じ。日常的な生活感もありながら物語性のあるような夢見心地な感覚も。素晴らしい!凄く貴重な時間、貴重な音楽という感じがします。安っぽさは皆無。

 

 

 

 

 

 

 

★ Again and Again / Anna Halldorsdottir

再度登場。このアルバムは他にもいい曲があり、どの曲をご紹介するのか?は結構悩みました。結果、清々しい1曲目とイマジネーションの大きいこの曲にしました。いいアーティストですホント。

 

もうこれはプログレでしょ。女性ヴォーカル物のアルバムにこの独特のイマジネーション・フィーリングはトラッド系以外にはあまりないですね。セシル・コルベル、 エデンズブリッジ などに通じるものがあるかな。自然界の不思議を音にしたような感じ。

 

スタイリッシュな売れ線ポップスには絶対にない想像力と浮遊感と深さ。素晴らしい!

 

 

 

ケイト・ブッシュ系3連発

ブッシュ・リスペクト・ビッグスリー!

 

 

★ Got Her Way / Maple Bee

本人もケイト・ブッシュの影響を公言しているイギリスのアーティスト。わかりますよねー、この歌い方はモロですね。イマジネーション豊かな女性ヴォーカル物では、ケイト・ブッシュの影響力が物凄いですね。もう何人そういうアーティストを聴いて来たことか。

 

ただ、一言にケイト・ブッシュ系と言っても、発散ダイナミクス型か? 室内楽曲的な内世界を表現してるのか?(絵本の世界みたいな) と、タイプは様々ですね。それだけケイト・ブッシュに多彩さや豊富な表現力があるという事。

 

ダイナミックで発散型なら、声量のある Nolwenn Leroy(しかし、面白い事にこの人にも室内楽曲的なこじんまりしたアルバムもある)。そして、室内楽曲的な内世界みたいな側面の影響を受けているのが今回のビッグスリー!かと。

 

ので、今回の3曲は、現実的というよりは物語メルヘン的だったり、哀愁系だったりします。この人の音楽ニュアンスも好きだし、この曲も大好きです。いい音楽にマイナーもメジャーもない。マーケットに騙されるな!

 

まあ、メジャーなのもいい音楽は沢山ありますが、マイナーにもある。要は自分がどう感じるかでしょう。「みんながいいと言ってるから、または売れたから、自分も聴く」というよりは、(私の価値観では)「自分の感性を信じろ!」というこだわりオヤジでございます。<(_ _)>

 

 

 

 

 

 

 

★ Fai / Louisa John-Krol

さて、このCDはもう大分昔に買って聴いたら大当たり! 来た来た来たー!って感じ。こういう大当たりの傑作曲に出会うと自然と顔がにやけます。

 

ホントのケイト・ブッシュ好きならこの曲は気に入るはず。←勝手に決めるなー!笑  いやあ、この曲ゾクゾクっと来ますよ。いい意味で。スゴい極上の世界観を作る事に成功している。この曲がこの人の曲で1番好きですね。こういう超名曲も何年かに1度しか味わえないなあ。そういう曲ばかり1度に沢山紹介してしまう訳ですから…(^^

 

 

 

 

 

 

 

★ Stardust / Pinknruby

この人も上記 Louisa John-Krol と同じ時期に手に入れたかと。かなり前だなあ。どうですか。ラビリンスですね。しかし、マイナー根暗が度を越しておらず、ちょうど良い暗さと深さ。プログレですね。

 

確か、Louisa John-Krol と同じレーベルだったかと。こういう系を得意(ウリ)とするレーベルなんでしょうね。そうそう、オムニバスCDではカラフルで不思議な絵が描かれた絵本みたいになってましたね。で、最後のページにCDが挟まっているみたいなやつ。

 

ダイナミックな発散型のケイト的音楽もいいですが、好きだなあ、この繊細で内向的で独自の内世界。雨の日にまったりひとりで静かに過ごしたい時。不思議な絵本を見たり、不思議な小説を読む時などに最高の時間が味わえるような。(実際にはしていませんが…(^^ )

 

 

 

 

 

 

 

 ★ Aradas / AMATILD: Falusi Zsoltár

超素晴らしい癒し系とイマジネーションが同居した傑作曲ですが、残念ながらYouTube動画は見つけられませんでした。他の曲はありましたが、個人的にはあまり好きな曲ではなかったです。汗

 

(YouTubeなし)

 

 

 

 

 

またお楽しみに―!  ^^)